テーマ:ニュース(99457)
カテゴリ:社会系エッセイ
民主党のマニフェストが今話題になっている。 実際自民党にいい加減飽きてきたけど、他にいいところがないからみんなとりあえず自民党に投票したきたので、前回の都議選など、皆結構民主党に投票していることは多いと思う。私も民主党に投票しようかなと思っていたけれど、先日新聞を読んでいてちょっといやになった。 だって、『子どものいない働いていない主婦』に対しては、厳しくなるみたい。てことは、私なんか、あと二年で子供が二人とも成人すると、子どものいない無職の主婦ってことになる。実質子どもがいても、税法上は、子どもはいなくなる。二人とも成人しちゃうからだ。今までせっせと子育てしてきて、お金もたくさんかかって、それが、終わって一段落してこれから楽になるかなと、思っていた矢先にコレってどうよ。 民主党に投票するのはやめようかなぁ。 子どもがいないって、本当に全く子育てしていない場合と、子育てが終わって子どもたちが成人したから、税法上子どものいない場合では、ぜんぜんちがうじゃありませんか。 全く子育てしていなければ、それまでにお金もためられるし、いろいろ使えるし、でも、子育てが終わって子どものいない家庭の場合それまでに膨大な子育ての費用や教育費で家計はぎりぎりだし、貯蓄も使い果たしていたりするし。 子育てのために、まともな仕事にはつけなかったり、仕事をしていても、学校のPTAの本部役員の仕事なんかで、それまでの仕事を止めたりする人もいる。子育てが一段落する頃には年齢的にも、もう、求人のない頃だ。 それなのに、一律に、『子どものいない働いていない主婦』って扱いになるのだろうか? そこんところどうなのだろろう。 ところで、その他にも、いろいろみていると、確かにばらまきだなぁっと、思う。数年後には所得を増やすというけれど、所得が増えると物価も上がったりして、それまでの貯金の価値がなくなる可能性もあるのだから、素直によろこべない。所得が上がるより、お金のかからない世の中になってほしい。とにかくまず物価があがらないでほしい。以前のバブルの頃には、収入もよかったけれど、今思うといろんなものがとても高かった。 そして、出産や中学生への助成金、高校の無料化は本当にいい事なのかも疑問だ。マニフェスとに書いてあることは本当にいい事みたいにみえるけれど、本当に実現できるのだろうか。そして、お金を配るような対策ばかりだけれど、小さい子どものいる家庭にお金を配ると、子どもの習い事や、塾のために使われてしまいかねない。もっと違った対策をしてほしい。塾に行かせなくても、学校での授業内容を充実させてほしい。そのためにも、教師の数を今の倍くらいにして、小学校から福担任制を導入したり、一クラスの人数は多いまま、たくさんの教師によってフォローしたりできるようにしてほしい。先生にも週に二日は休みのある生活にしたり、いろんな書類の簡素化や細かい雑用の最適化で、先生たちが、もっと勉強や児童、生徒へのの指導にエネルギーを注げるように対策したほしいと思う。予算をまわすなら、そういうほうにまわしてほしい。なんでも、お金を配る方にしか考えつかないのだろうか。疑問だ。 ちなみに私の住んでいるところは、幼稚園は、区からの助成がでているので、私立も公立も一律3千円しかからないし、医療費も全額無料だ。でも、お金は、保護者にダイレクトにはこない。医者にかからなければ、別にそれまでのこと。 出産に関しては、健康保険組合から、一回の出産に対しては、30万円程度の一時金が支給されているので、国から55万円だすより、保険組合の出すお金を増やすように助成した方がいいと思うけど、そのあたりのシステムは、どうなっているのだろう。それに今の出産は、出産だけじゃなくて、その前の検診にもとてもお金がかかるようだ。一度の検診で軽く一万円はかかるらしいし。そのあたりも何とかしないと、うかうか子ども産めません。 お金を配るより、お金がかからないようにしてほしいと、思う。 うーん。次の選挙はどうしようかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[社会系エッセイ] カテゴリの最新記事
|
|