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2010/01/29(金)07:56

『ヴィクトリア女王 世紀の愛』

外国映画 あ行(22)

ここのところつづくイギリスの歴史シリーズ。どれも楽しくておもしろくて、今回のヴィクトリア女王も、期待してみにいったのですが、今回のものは、いまひとつでした。ヴィクトリアとアルバートがいかに仲のよい夫婦だったかは、有名だけど、実のところどんなだったのかと、楽しみにしてました。 でもね。 映画みているとね、どの人がアルバートなのか、わかんなくてさぁ。もう一人いるヴィクトリアの側近と見分けがつかなくて。しかも、アルバートが全然魅力的にみえなくて、いつヴィクリアがアルバートに惚れたのか、アルバートのどんなところに惹かれたのか、ぜんぜんわかんないのです。みていても、アルバートがぜんぜんステキにみえない。 頭のいい人物らしいんだけど、セリフで行ってるだけで、見ている読者には、ぜんぜんピンとこない。アルバートの聡明さがわかるようなエピソードとかもないのですよね。 唯一アルバートが活躍するのは、ヴィクリアが銃で撃たれそうになった時に身をていして彼女を守った時だけです。 ヴィクリアの話でも、主役はヴィクトリアだけれど、それ以上にアルバートがステキにみえて、そのアルバートに惚れていく、ヴィクトリアの恋心とか、共感してはらはらどきどきしながら、みたかったのですが、そんな感じがぜんぜんないのです。 しかもしかも、だいじな結婚式のシーンなんか、あっというまに、おわっちっゃて、あれ?って、かんじ。そんなーーーー。 最初にでてくる戴冠式のシーンは、なかなか荘厳で感動したのに、なんで大英帝国のクイーンの結婚式があっというまに、終っちゃうのですか。 物語全体が冗長で、結構退屈。途中で飽きてきてしまいました。劇場も混んでいて、窮屈だったし、劇場の中に高低差もなくて、みずらいし。 今回はがっかりでした。 さて、次の大英帝国ヒストリーシリーズは、どの部分をやるのかな。 次回に期待。             

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