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中山悠平 「灯ル」 Nakayama Yuhei Exhibition 5.23(火)- 28(日)
http://gallerymorningkyoto.com/2017exhibition/NAKAYAMAyuhei2017.html 時々、始めて行った場所なのに懐かしい気持ちが込み上げてくる事がある それはその場所の空気や匂い、温度などで記憶の中から甦ってくるのかもしれない 昔の記憶が断片的に思い出される 家族で大自然の中でキャンプした時にかいだ木や土の匂い、友人と語り合いながら歩いた夜の街、そして、その街を照らす街灯の光 幼い頃、森や公園で遊んだ時に聞いた木の枝が揺れる音や葉っぱと葉っぱがこすれる音 不思議な感覚だが色々な条件が揃うと、今まで見てきた情景が今見ている風景と重なって見える それと同時に様々な感情が一つまた一つと甦ってくる 忘れかけていた記憶が甦ってきた時、ワクワクした感情で息をするのも忘れるくらい必死にその情景を目に焼き付けようとする そんな感情を揺さぶる現象が起こった時に、忘れてしまう事がないよう画面の中に閉じ込めている 中山悠平 略歴 1983 埼玉県生まれ 2008 京都造形芸術大学芸術学部美術工芸学科洋画コース卒業 【個展】 2007 中山悠平個展「時に薫る」(ギャラリーふじひら・京都) 2014 中山悠平個展「うつろう」(ギャラリーモーニング・京都) 【グループ展】 2005 グループ展「youga effect」(ギャラリーふじひら・京都) 2007 open studio「apARTment」(京都造形芸術大学・京都) 2012 第17回湖国を描く絵画展 (しが県民芸術創造館、/他) 滋賀県美術展覧会 (滋賀県立近代美術館・滋賀) 2013 東日本災害チャリティー3.11miniatureART展(ギャラリーかもがわ・京都) 滋賀県美術展覧会 滋賀県美術協会賞、造形集団奨励賞受賞(滋賀県立近代美術館・滋賀) 2014 東日本災害チャリティー3.11miniatureART展(ギャラリーかもがわ・京都) 湖国を描く絵画展 (しが県民芸術創造館/他) 滋賀県美術展覧会 (滋賀県立近代美術館・滋賀) 二人展「中山悠平×山本麻衣子」(ギャラリーcreate洛・京都) 2015 京展 (京都市美術館・京都) 湖国を描く絵画展 (滋賀県立近代美術館/他) 滋賀県美術展覧会 (滋賀県立近代美術館・滋賀) 2016 二人展「中山悠平×山本麻衣子」(ギャラリーcreate洛・京都) 滋賀県美術展覧会 朝日新聞社賞受賞(滋賀県立近代美術館・滋賀) 2017 京展 (京都市美術館・京都) その他/グループ展等多数 刻々と変化する目の前の風景を、情感とともに受容する。その仕事は、スマフォカメラで明瞭に風景を撮り残す現代においては、ある種執拗な生き様が重なります。 描かれる世界は朧気でありながら想いの奥行きを追い求め、深い色の重なりを照らすひかりは感情を押し沈めた言葉のようです。 ぜひご高覧ください。gallerymorningkyoto 中山悠平作品「旅路」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 23, 2017 01:09:27 PM
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