京都情景 graphis kyoto

2020/10/27(火)14:15

成山亜衣個展 NARIYAMA Ai 2020年10月27日(火)-11月8日(日)

展覧会(389)

紅葉の葉っぱの先の方が色づきはじめた京都岡崎気持ちのいい秋の日、展覧会のご案内です。 成山亜衣個展 NARIYAMA Ai2020年10月27日(火)-11月8日(日)12時〜18時(月曜日休廊)​https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2020/09/nariyama-ai-1027-118-2020.html​“疑って物事を見つめてしまう” という捉え方を、どのように絵具という物資に置き換えて画面を作っていけばいいのか…その事を考えながら展示作品を描いていた。1点2点と試行錯誤していく間に、像を創造したり複数の像を構成したいのではなく、画面を構築するという感覚で制作したいのだと気づいた。更に謂うと、像を創造したり複数の像を構成したりする事が、画面を構築するという感覚で制作しているとは言い難く違和感を感じていったのである。自身が思う “画面を構築する事” の第一歩は、画面の中で絵具を川だったり椅子だとする事よりも、絵具という物質だと意識する事だと考えている。これからはスナップショットを使って、なんの変哲もない情景を “疑って物事を見つめてしまう” という捉え方で、絵具という物質に置き換えればどの様な画面になるのか…という趣旨で制作していきたいと考えている。成山亜衣NARIYAMA Ai  略歴1983 大阪生まれ2007 京都嵯峨芸術大学造形学科版画分野 卒業2009 京都市立芸術大学大学院版画専攻 修了  大阪在住個展2010   Oギャラリーeyes (大阪)、2011年~2018年 毎年2013,   18年 Oギャラリー (東京)2018    ギャラリーモーニング(京都)2019   Oギャラリーeyes (大阪)、ギャラリーモーニング(京都)2020   Oギャラリーeyes (大阪)、ギャラリーモーニング(京都)グループ展2005 第30回全国大学版画展(町田市立国際版画美術館・東京)2006 第31回全国大学版画展(町田市立国際版画美術館・東京)   Open Studio Program! 2006(京都嵯峨芸術大学・京都)   thinking print vo.1(京都嵯峨芸術大学・京都)2007 Porto di Stamp ( アートゾーン神楽岡・京都)   Dreaming ( アートコンプレックス・センター・東京)2008 thinking printo vo.3(京都嵯峨芸術大学・京都)2009 トゥルービヨン 7(O ギャラリー eyes・大阪)   AMUSU ART JAM 2009 in kyoto(京都文化博物館・京都)   気持ちの奥にあるもの Present Spirit(ギャラリーモーニング・京都)2010 未来は僕らの手の中(O ギャラリー eyes・大阪)   トーキョーワンダーウォール 2010 ( 東京都現代美術館・東京)2011 プレゼントスピリット(ギャラリーモーニング・京都)2012 トーキョーワンダーウォール 2012 ( 東京都現代美術館・東京)   The13th Annivarsary Pre Exhibition(O ギャラリー eyes・大阪)2015 FACE(ギャラリーモーニング・京都)   演画・中の島ブルース(ギャラリーモーニング・京都)2016 nigmatic behavior ーなんで年寄り って真夏に熱いお茶を好んで飲むの(O ギャラリー eyes・大阪)   植木鉢のある風景(ギャラリーモーニング・京都)2017 トゥールビヨン 0(O ギャラリー eyes・大阪)2018 シェル美術賞2017(新国立美術館・東京)2019 FACE 損保ジャパン日本興亜美術賞(損保ジャパン日本興亜美術館・東京)1つの色に焦点を合わせる。対象の表面に有るべき色が抽出され、違った層に色面が生まれる。展示空間の光のなか新しい印象のベールが浮かび上がる。見え隠れするものにどうピントを合わせるか。両方外すか。絵具そのものの透明感や無造作にちりばめたようにみえる色が迷いを導く大作たち。一瞬前に、そこにあった風景が消え去り、新たなカタチとなるまでの動き、作家の興味の方向(夢中の方向)が垣間見える曖昧な存在感。/gallery morning

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