風来の森いろいろ日記

50歳目前となり、正直ハゲなんか気にする年齢でもなくなったのだが、ちょっとだけお金にも余裕ができたこともあり、ハゲ治療の効果を身をもって体験してみようと思いった。

実はまた30代のころに一度、プロペシアという薬を服用していたことがある。一か月約1万円ほどかかり、当時15万円くらいの手取りだった底辺の私にはそれなりに負担であったため、2年ほどでやめてしまった。
2年の間には、まあそこそこの効果は感じられたようにも記憶している。
服用をやめた理由は金銭的な問題もさることながら、月に一度の通院が負担になったというのが大きい。
（混雑していて待ち時間がもったいなかった）

そんなわけで、この10年の間に、私のハゲは着実に進行していったのである。


この間、なにもしなかったわけではない。
ミノキシジル系の発毛剤を使ってはいたのだ。
ただリアップは高くて買う気にならなかった。
同じ成分で比較的リーズナブルだったのが、リザレックコーワである。しかしウクライナ戦争と関係あるのかは不明だが（たぶんないと思うけど）、2022年の夏ごろに突然価格が上がってしまった。
一時は3千円台で探すことができなかったほどだ。今は幾分落ち着いたようにも思える。

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そこで、代替品に選んだのがミノアップである。こいつの存在をしていっていたら、初めからこいつ一択だったかもしれない。成分は同じくミノキシジル5％である。

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が、結局先にあげた写真の通り、ハゲは進行したのである。
使わなかったらもっとひどいことになっていたかもしれないのだが、何がいけなかったのかを考えるに、やはり生活習慣に致命的な問題があったと言わざるを得ない。

私生活では、ここでは書けないような問題がふりかかり、数年間とてつもないストレスに見舞われた。現実逃避のために仕事に没頭したところ身体を痛め、さらに会社でのパワハラの末、仕事中に大けがで入院。二か月に及ぶ療養生活。職場復帰後の労災隠しといやがらせによる異動。慣れない仕事でのストレス。
会社での居場所を確保するためにプログラミングを勉強したのちは、プログラム開発を一手に任されるようになったのだが、それ以前の本来業務はそのままだったため、ただ仕事が増えただけという結果になった。当然こなしきれないので、プログラム開発の大半は私的な時間を使っての無償労働となってしまっている。月に約70時間程度のただ働きがもう5年以上は続いているのだ。

長々と会社での愚痴をかいてしまったのだが、これがハゲた最大の原因なのだ。つまりはストレスと不摂生による抜け気が、ミノキシジルによる発毛効果を上回ってしまっているのだ。
しかしこのストレス環境は、一朝一夕には解決しない。転職すれば別なのだが、正直めんどくさいのだ。
あと10年で定年だし。
そこで、このストレス環境の中で抜け毛を予防する方法はないだろうかと考えたとき、選択肢は一つしかなった。また薬を服用することである。

幸いなことに最近では（昔からあったのかもしれないが）ジェネリックがあるというではないか。しかし最大の問題は通院である。もう通院はイヤ。

薬だけ買えないだろうかとネットで検索したところ、格安で手に入る方法を発見したのだが、これはいわゆる輸入代行というやつだ。出所が怪しい薬を買う勇気はさすがにない。中身がラムネだったらまだいいが、肝臓に致命的なダメージを与えるものが入ってないとも言い切れない。

さらに検索をすると、最近ではオンライン診療なるものがたくさんあることがわかった。

次回はオンラン診療の中から実際にひとつ選定し、薬を処方してもらうまでの詳細を書きたいと思う。
さあどれにしようかな。