風来の森いろいろ日記

今年はパッションフルーツを鉢植えと地植えで育てている。
どちらもいい調子で結実して、8月まで順調に育っていた。
ところが、ここへきて赤くなるまえに落下するものが数個でてきた。
いずれも地植えで育てているものだ。
鉢植えは水切れを起こしているような気がして、こういうことは予想していたが、まさか地植えがこうなるとは思わなかった。
原因は不明だが、明らかな違いはツルの多さだ。鉢植えは、2本くらいのツルがのびている。ほとんどの実は最初に伸びたツルになっている。芽かきなどはしておらず、8月に入って3本目ツルが根本から伸び始めてきた。
一方地植えはというと、鉢植えの5倍程度茂っている。根本から伸びたものもあれば、脇目もある。いずれにしても鉢植えとは比較にならない葉の量だ。ところが、実の数はというと、鉢植えと同じ。
初期に伸びたツルの比較的下の方に3.4個付いている程度。あとは無駄に葉っぱを茂らせている感じ。
7月に入って、ある程度気温があがったら花も咲かない。これは鉢植えも一緒。初期段階でついた実のみで、ある時期から花は一切咲かなくなった。少し涼しくなったころもう一回花が咲いて実がなるが、そのころには秋の気温になり、小さいままで枯れてしまう。
去年は地植えのみだったが、受粉せずにツルだけ育てて終わってしまった。今年はそれよりはましだが、なぜか実が赤くなる前に落ちる。
もちろんその状態でも3日ほどで赤くなってくるが、ツルになった状態で完熟させたい。
なにがいけないのか分からない。鉢植えは赤くなってきている。
水切れは考えにくいが、もしかしたら旺盛なツルの成長に栄養も水分も持って行かれてしまっているのかとも考えられる。
来年からは鉢植えだけにしたほうが無難かな？