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カテゴリ:【本】犬
書店で、たまたま夫が見つけてくれた本。
犬が出てくる小説ということで、猫より犬派の私は、迷うことなく買いました。
『犬たちの状態』 太田靖久 金川晋吾 フィルムアート社
小説家の太田靖久さんと、写真家の金川晋吾さんによる共作。
てっきり様々な主人公が出てくる短編集かと思ったのですが、映画館で働く30代半ばの男性が主人公のお話でした。 (犬が出てきますが、主人公が飼っているわけではありません。)
お話は12の章に分かれていて、それぞれの章のタイトルにも「犬」が含まれています。
映画館で働く主人公らしく、小説の中では犬が出る映画が複数出てきて、この本の巻末で15作品がまとめて紹介されています。
著者の太田さんのプロフィールを読む限り、著者自身が犬好きのようです。
写真は、ほとんどがカラー。 小説の各章のはじめに載っている写真と、あとがきの後の写真だけ白黒です。
小説は残念ながら私の好みに合いませんでしたが、犬が出てくる小説も写真も一度に楽しめるこの本は素敵だなぁと思います。
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最終更新日
2021.07.29 00:10:08
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