内向的HSP、子なし専業主婦ブログ

2021/09/16(木)00:00

【本】感想『ムーミン・コミックス 第14巻 ひとりぼっちのムーミン』

【本】ムーミン(12)

​​​全14巻あるコミックス。 まだ第1巻しか読んでいなかったのですが、第14巻が気になったので、第2~13巻を飛ばして最終巻を図書館で借りてきました。 『ムーミン・コミックス 第14巻 ひとりぼっちのムーミン』 トーベ・ヤンソン、ラルス・ヤンソン 筑摩書房​ ムーミン・コミックス(第14巻) ひとりぼっちのムーミン [ トーベ・ヤンソン ]​   この1冊の中に・「ひとりぼっちのムーミン」・「ムーミン谷への遠い道のり」・「ムーミントロールと地球の終わり」という3つのお話が入っています。  なぜ第14巻が気になったかというと、最終巻なのに「ひとりぼっちのムーミン」というタイトルと、何より表紙のムーミンの顔です。 ​​ ムーミン・コミックス 第14巻/トーベ・ヤンソン/ラルス・ヤンソン/冨原眞弓【1000円以上送料無料】​ この顔が最終巻の表紙でいいのかと思いませんか?  実際に本を読んでみると「ひとりぼっちのムーミン」のお話は、こんなタイトルですがスニフはそばにいますし、ムーミンパパとムーミンママがいないから「ひとりぼっち」というタイトルなのかなと思います。  それからこの表紙のイラストですが、3つのお話のうち「ムーミン谷への遠い道のり」の中で、ムーミンパパとムーミンママがいなくなってしまって(ムーミンを家に残して逃げた)、途方に暮れているシーンのものでした。 ちなみに、このお話に出てくるソフスという小さなキャラクターが、健気で愛しいです。 ずっとムーミンのそばにいたのに、無視されていたソフス。 悲しみに暮れるムーミンが、ようやく自分に話しかけてくれたので感激し、「ムーミンのために」と頑張ります。好きだなぁ。   巻末には解説があります。なお、 「日本語版「ムーミン・コミックス」シリーズの作品収録の順番は、かならずしも各作品の制作順どおりではありません。」 とのことで、各作品の制作年も踏まえた収録作品リストが、解説の後に載っています。 例えば、今回読んだ第14巻に載っている作品の制作年は ・「ひとりぼっちのムーミン」 1954年・「ムーミン谷への遠い道のり」 1955年・「ムーミントロールと地球の終わり」 1947年 です。一方、以前読んだ第1巻は ・「黄金のしっぽ」 1958年・「ムーミンパパの灯台守」 1957年 なので、第1巻の作品よりも、第14巻の作品のほうが制作年が早いようです。   コミックスはコミックスで面白いのですが、本のサイズが大きめなことと、表紙の素材が固くて両手で持って読む時に持ちづらいところが、個人的にはマイナスポイントかなと思います……。 ​ ムーミン・コミックス(第14巻) ひとりぼっちのムーミン [ トーベ・ヤンソン ]​ ​​​

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