2010/06/26(土)18:35
電子書籍で読みたい本と、紙の本。
父が部屋にアジサイを飾ってくれました。キレイ。爽やか~。和みます。チワワの小太郎、今日はお風呂に入ってさっぱり。
梅雨の季節になってから、普段より多く毛が抜けています。排水溝に小太郎の毛がまとまってできた毛玉が水に流されて移動して、ちっちゃい毛玉オバケみたいになってて、ちょっと怖かったです。
さて、iPadが発売されてしばらく経ち、話題はiPhone4に移りつつありますが、私の物欲はiPadに向けられております。iPhone4も欲しいけど…、その前にiPadだな。
電子書籍は、ほぼ垂直のパソコン画面ではあまり読む気にならず、買おうとも思わないし、タダでもあまり読む気にならなかったんですが、手に持って読める、というただそれだけで、こんなにも購買意欲が湧くなんて!
じっくり読みたい小説などはちょっとまだ微妙なところなのですが、これは電子書籍で買いたい、と思う分野の本はけっこうあることに気付きました。
まず、通販のカタログ。ネットにもデジタルカタログという形で掲載されているので、これをiPadで読むというのもありかもしれませんが、とにかく、カタログの送料がかかる、見たら捨てる、という特性があり、送料や印刷のコストが浮けば商品に反映されて安くなるかも、という期待も。
そして、コミック。買ったものは、保存したいものと古本屋などに売って処分したいものと半々くらいですが、保存するにしても紙の本だと物理的に場所を取るので、電子書籍なら大量に保存できるところが魅力。紙の本より安く読めるのだったら、紙では買うのに躊躇する本も買ってしまうかも。試し読みで1巻だけ100円とかだったら手が出てしまいそうです。
小説などの紙の本でも、ざざっと読めてしまいそうなビジネス書や、保存するかどうかわからないけど読んでおきたい話題の本などは電子書籍で安く購入したいです。
で、気に入ったり、もっとじっくり読みたいと思ったら紙の本を買うかも。
あとは、雑誌類。これも、カタログと同じような理由だけど、読んだら処分してしまうことが多いので、資源の無駄だし、重いし場所を取るので保存するにしても取り扱いが面倒。電子書籍だったらいいなぁと思います。コスト面で採算が合わずに休刊や廃刊になった雑誌も復活してくれたら嬉しいです。
さらに、パソコンソフトの解説書もぜひ電子書籍化して欲しい。もう、ほんとうに場所を取るし、頻繁に使う本でも重くて、しかもよく見るのは一部分だけだったりするのです。バージョンが古くなってしまった本でも、あとから見たい場合もあって、なかなか捨てられません。しかも処分しようと思っても古本としての価値がほとんどなくて、買い取ってもらえないときています。
逆に、紙の本で保存しておきたいのは、絵本や写真集、美術書など、装幀にもこだわった本たち。今の日本の印刷技術はたぶん、相当なものだと思います。色もキレイだし、モニターで見るのとは違います。電子書籍化して、購入のハードルを下げるのはいいんですが、紙の本も残して欲しいと思います。
デジタルだと、プラットフォームの問題もあるかと思うんですが、そういうものも勘案して、本当に保存しておきたいものは紙の本がいいかなという気はしています。
MOドライブがなくなっちゃったらMOが読めなくなっちゃうとか、ビデオデッキが廃れてコピーガード付きのビデオソフトはDVDにダビングもできず、見られなくなっちゃうとかっていうのを経験しているので、プラットフォームに左右されない、スタンドアローンのメディアである紙の書籍っていうのは、なんだかんだ言って最強のメディアだと思うのでした。