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カテゴリ:社会・ニュース
昨年は震災があって、被災地では年賀状に「おめでとう」とは気軽に書けない雰囲気だとも聞きます。先日友人に会ったときに、被災地域に近いところに住む友人の安否を確かめるためにネットの地図で被害状況を確認したと言っていました。
被害状況を確認するにしても、その友人の居住地がわからないと意味がないわけで、やっぱり日頃から住所を確認しあっているというのは大事だなと思ったのでした。 で、そういえば一昨年の年末に、そんな記事を書いていた、と思って、発掘→「 年賀状は年に一度の住所確認(へにょへにょ日記)」。 「メールがあるから年賀状は出さなくてもいいっていう人もいますが、年賀状のやりとりは、住所の確認という意味で存在価値あり。今は個人情報保護で、たとえ親しい間柄でも会社やら病院やらで住所を教えてくれたりしません。住所がわからないと、なにかあったときに自宅に確認しに行くとか、できないです。友人なのにいざというときに自宅を知らないっていうのも寂しいものです。」 こんなこと書いた3ヶ月後に震災が起きました。自宅が被災した方だったら、電話もメールも繋がらないということはありえます。実際に現地に行こうと思っても、住所がわからなければ探しようがありません。住所がわかっていれば、近くの避難所などで情報が得られる可能性もあります。 そういえば、父が年賀状のやりとりのみの方で被災地に住んでいる方から今年もちゃんと年賀状が来たと喜んでいました。なにかあれば別ルートから連絡が来るのでしょうが、無事だという連絡もなく、大丈夫だと思いつつ心配はしていたようです。 昨年もあったのですが、今年も年賀状に差出人が書いてないものが一通。昨年のは子どもの名前が書いてあったので誰からかわかったのですが、今年の分の手がかりは手書きのコメントのみ。宛名は印刷でした。でも字を見たら高校時代の友人だとわかりました。コメントも印刷だったらわからないままだったと思います。 メールだったら送信元が絶対わかるんですが、やっぱり年に一度くらいは手書きのやりとりがあってもいいなぁと思いました。差出人を推理するのもまた楽しいです。(だからってわざと名前を書かない年賀状を送ってくるのはやめてね~) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Jan 5, 2012 03:24:13 PM
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