2012/02/05(日)19:15
憧れのお雛さまとお姫さま
節分を過ぎたのに梅の花はなかなか咲きませんが、お雛さまを出しました。あと1ヶ月でひな祭り。そしてあの3.11の震災から1年。生きているうちにあれほどの自然災害(と原発事故)に遭遇するとは思いませんでしたが、今後はさらに東海・東南海・南海地震、首都圏の直下型地震、富士山の噴火の危険まで指摘されています。
関東大震災クラスの地震は私の子どもの頃からいつ来てもおかしくないと言われていましたけれども、富士山が噴火するとか東海地震が他の地震と連動するとかは、まさに想定外。それってまだまだ先の話じゃないの!? って感じでした。いやはや。
「備え」は大事だけど、毎日毎日、地震の心配をしていても仕方がないのであんまり考えないようにしようとしてます(でも考えちゃう)。せめて原発関連だけでも安心材料があるといいのだけど。地震を生き延びても原発でなにかあれば逃げなきゃいけないですしねぇ。
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↑お雛さまも出したことだし、今年こそ嫁に行けるように、この本を買ってみました(嘘です。本屋に平積みされてて気になってたので買ってみました)。
お姫さまになる予定はなくとも、お姫さまの立ち居振る舞いや気構えを学ぶことは、実生活で役に立ちます。雅子さまを見ていても思うんですが、庶民がいきなりロイヤルファミリーに入るって相当大変。自分には絶対にムリだと思います。ちょっとした由緒正しきおうちでもお嫁に行ったらきっとやっていけないと思う。だから、同じレベルの庶民のお相手を見つけたいものです。
いまの日本って、あんまり上流階級ってものがない感じですが(私が知らないだけで存在はしてるとは思うのだけど)、国際レベルで外交の一躍を担うような、お姫さま、王子さまを育てる教育機関があってもいいと思うのです。みんな平等とかじゃなくて、特別でもいいじゃないの。エリート教育を受けて、ひとの上に立って、マナーにも精通していて、教養もあって…という人が、日本にはあんまりいないんじゃないかな。だから皇室のお后さま候補も少なくなるってもんで。
ちゃんと、堂々と、そういう人を育てるような学校があってもいいと思うなぁ。かつては学習院とかがそうだったのかもしれないけど、今はなんだか違う感じ。庶民が入れない学校があったっていいと思います、個人的には。
庶民は庶民で楽しいし、上流エリートな人々はそれはそれでとっても制約があって暮らしにくいはず。それでも生まれながらに気品や風格を身につけたお姫さま、王子さまが庶民の憧れの対象となってくれれば、なんだかちょっと明るい気分になります。これを「格差」と言ってしまうと「是正」しなきゃいけなくなっちゃうのかもしれないけど、「憧れ」の対象がないっていうのは寂しい社会です。実際にその立場になったら大変だけど、それでもなってみたいなぁと思えるのが「お姫さま」なのだと思います。
お雛さまとお内裏さまも、一番上でずっとかしこまっていなきゃいけなくて、さぞやお辛いだろうと思いますが、やはり座るなら一番上のあの席がいいなぁと思える、憧れの存在なのです。