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■□ふわふわ♪(車椅子の女の子のページ)

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辛い一日。。。



あぁ~ちゃんの検査の日です。

今まで沢山の検査を受けて来ました。
でも、こんなに辛い検査はこれっきりにして欲しい。

髄液検査の時よりも辛かった...

昨日も検査だったらしい
でも昨日は何事もなく済んだ・・・
ただ・・・夕方吐き気で食事を摂らずに
眠ってしまったらしい。

今日の検査は
『成長ホルモン負荷検査』
詳しくは分からないけど
朝食抜きで検査が始る

9時に経口で薬を内服
15分ごとに採血と血圧を測る。

9時20分
あぁ~ちゃんの様子に異変
目がウツロになり始める。
血圧 98/58

「あぁ~ちゃん?眠いの?」と声をかける
反応は
目を向け、首を振るだけ
主治医は外来に行っているので
変わりの
女医さんが来る
「眠そうですね・・・」
ヘ(__ヘ)☆\(^^;)
これは眠い目ではないだろう・・・

母(私の母)が「ウツロで唇の色が無くなってるので
薬反ではないでしょか?」と問う
「もう少し様子を見ましょう」
と言い残しステーションに行ってしまう
9時40分
あぁ~ちゃんは
呼びかけの反応が乏しくなる
看護婦さんを呼ぶ
血圧 72/40
肩をたたいて名前を呼ぶとかろうじて
目を開ける
「眠いの?」看護婦さんの問いにも
首を振る
すぐに目を閉じてしまう。
女医が来る。
「脈拍はシッカリ打ってるので。呼びかけてください。」

採血していってしまう。

10時
あぁ~ちゃんの目の下にみるみるクマができる
血圧 69/47
呼びかけには一切反応無し
寝ている呼吸とは明らかにちがう
看護婦の動きもあわただしく
酸素吸入を付けられる。

女医は
「あと一時間ですから検査を続けます。」
あぁ~ちゃんの
左の足の親指に
機械が取り付けられる

足先まで循環良く血液が回っているか調べるらしい

この時点で私は怖くなりました。

看護婦さんは付きっきりになりました。
同室の女の子が心配そうに
ずぅ~っとあぁ~ちゃんの側に居ます。
他の看護婦さんも心配で出入りしてます。

10時15分
血圧 62/41
手の甲をつねっても反応がありません
看護婦さんが女医さんに説明しても
このまま続けるらしいです。

10時30分
血圧 53/35
あぁ~ちゃんの
顔は白く
目の下は黒く

まるで・・・

看護婦さんが目にペンライトを当てています
反応がないらしく
何度も何度も・・・

女医さんに伝えると
女医さんも反応を見ます。
やはり反応がありません。

10時45分
とうとうあぁ~ちゃんの血圧は
47/24
早く何とかしてください。
訴えても
女医さんは
「途中で辞めてまた始めからより 続けてしまいましょう」
始めから・・・
もう一回こんな思いはさせたくないので
しょうがない・・・

11時最後の採血が終了と同時に
点滴開始 
でも意識は回復しません。

夕べから絶食状態で
検査に臨んだので低血糖を起こしてしまったのと
内服の薬の一つが
大人の高血圧症の人が一日に一錠飲む薬を
小さい体のあぁ~ちゃんも
負荷を大きくする為に同じ量の一錠を内服したらしいです。
そのため血圧が異常にさがり低血糖も併発で
危険な状態になってしまったのです。
主治医も
「このような状態になるとはおもいませんでした。
お薬が予想以上に効いてしまった結果です。
意識が戻れば重篤な後遺症などは残りません」
との説明でした。


母も私も生きた心地では有りません。
時間が過ぎるのが長くて・・・
(°°;))。。オロオロッ。。’’((;°°)

午後になってやっと昏睡状態から覚醒してくれました。
しかし・・・
重篤な後遺症ないって・・・言ってたのに
筋緊張がまったく無くなってるのです。
ベッドに起き上がることも
頭を保つことも腕を上げることも出来なくなってるのです

薬が切れていないからかなぁ~っと
思いながらも
帰る時間になってしまって
あぁ~ちゃんを一人にするのも
すっごくイヤだったんだけど
完全看護だし・・・御用事もあったので
帰ってしまいました。

ハンデをもって生まれてきて
辛い想い沢山してるのに
検査検査で・・・大変

あぁ~ちゃんの笑顔に愛があるのは
辛さを沢山知っていて乗り越えているか...
あぁ~ちゃんの言葉一つ一つに
思いやりがこもっているのは
それだけ強い子だら・・・

私には真似出来ない

沢山の愛をあぁ~ちゃんにあげたい
私の元に生まれてきてくれてありがとう





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