40歳にして惑いっぱなし

今月号のギターマガジンを立ち読みしていると、特集で「GIBSON VOS Series」取り上げてました。「VOS」は「Vintage Original Spec」の略で、「それほど弾かれることがなく、ケースに入れてベッドの下にしまってあったギター」とか「安定した状況下で永らく展示されていたギター」をコンセプトに、１９５０～１９６０年代のエレクトリック・ギターを復刻生産したものです。

レス・ポール・モデルが何種類かラインナップされてますが、５８年モデルのプレーン・トップはメーカー希望小売価格：589,050円。
で、トップにトラ目が入った５９年モデルと６０年モデルはメーカー希望小売価格：995,400円となってました。その差は40万円以上･･･ちょっと驚きました。

トラ目が入った上質な材は高騰を続けている、と聞いてはいましたが、これほどの価格差になるほどなのか？というのが正直なところです。

「VOS」シリーズはヒストリック・コレクションに含まれるそうですが、個人的には最近のヒストリック・コレクションよりも、１０年以上前のヒストリック・コレクションの方が材の質が良いように感じてます。あっ、あくまでも個人的な感想ですので。(＾＾;)

「VOS」シリーズはかなり完成度が高いと思いますが、いくら完成度が高いと言ってもレプリカはレプリカ。100万円近い大枚をはたいても手に入るのはレプリカ、と思うとかなり寂しいっす。