分厚いドアの外で・・・
おめでとう & ありがとう従姉の娘2人・・・昨年父親とサヨナラした小学生2人・・・あの日から、私は、遠くから勝手に応援している。姉妹でピアノを習っているが、「好き」という気持ちは妹の方が強い。今日、妹がコンクールに出場するということで、「応援」に行くことにした。バスで1時間、電車で30分、、、遠いなぁ~と思いつつもついでに 映画「神童」 を観ることにして、余裕を持って家を出た、、、はずだった。映画の前に、菓子店と書店と文房具店に立ち寄った。菓子店でクッキー&チョコを可愛らしくラッピングしてもらい、書店で図書カード(千円)を2枚購入、文房具店でカードを購入した。ランチタイム・・・カードにメッセージを書き込んだ。1枚には 「コンクール出場 おめでとう」そして、もう1枚には 「応援 ありがとう」無い頭をしぼって、、、出場できなかった上の子へのメッセージは「ありがとう」にした。映画を観終わってすぐに駅へ向かった。時刻表を見て、( ̄ロ ̄|||)がーん!! ・・・・・本数があまりに少ない。とにかく、到着した電車に乗った。ところが、、、、この路線、単線と来たもんだ。途中駅で、待ち合わせ?のため、かなりの時間停車するのだ。読みが甘かった、、、下調べが必要だった、、、コンクール会場の最寄の駅に到着後、猛ダッシュ!コンクール開始から30分ほど過ぎていた。「曲と曲の間にお入りください。」という受付の方の言葉どおり、1曲待った。入場を待っていたのは私だけではなかった、、、誰も動こうとしない。演奏は1人2曲(課題曲と自由曲)らしく、2曲目の終了を待つことになった。 「上手なもんだなぁ~」分厚いドアの向こうの演奏に感心しながら、時を待った。中に入ると、次の演奏者の番号と名前がコールされていた。プログラムを見たら、、、Σ( ̄ロ ̄|||)がががーん!!今さっき、分厚いドアの外で 聴いていた演奏こそが「応援」の対象だった。あまりの間の悪さにショックを受けながらも、コンクール終了を待つことにした。しばし、子ども達のすばらしい「表現力」に感心し、圧倒されながら時を過ごした。会場が明るくなったところで、従姉母子を探し、声をかけた。連絡もせず、いきなり登場した私を見て、目が点になっていた。「見なかったけれど、聴いたこと」を話し、失礼を詫びた。上の子は今朝から熱を出し、おばあちゃん(叔母)と留守番とのこと。顔を見ることができず、残念・・・「ありがとう」は「お見舞」に変身した。ピアノの先生をお待たせしているとのことで、2人に別れを告げ、私は駅へと向かった。遅刻というヘマをしたけれど、重い腰をあげて、来て良かったと思った。はにかんだ彼女の表情は、嬉しそうにしか見えなかったから・・・(*^ー^*)*:・'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*留守中も、、、*応援席* の応援よろしくお願いいたします。あなたの世界が、更に広がりますよ~♪(*^ー^)ノありがとうございました。 冬遍路*旅の途中 にて