ほしあかりのノクターン -ピアノとわんことおうちの話-

2004/11/15(月)16:28

3指を押さえたままの4-5トリルに泣く

 ピアノ練習あれこれ(296)

ツェルニー30番 #15のアルペジオでつまづいたものの、#16,#17と特に問題なくこなしていき、いざ#18にさしかかる。#18は、変ホ長調のスケール練習がメインであり、スケール好きな私は、「うむ、これも難なくクリアかな」と思いきや・・・どうやらそうもいかなくなった。そう、右手3指(中指)を押さえながら4-5(薬指-小指)のトリルが待っていたのである。ただの4-5トリルと違い、3指を押さえたまま、という点が大いなるポイント。 しかし、学生当時に使用した楽譜をみると、問題の箇所には特に丸印やチェックもついておらず、指摘された形跡がない。ということは、当時は何の苦労もなく弾いていたというか。それが、今は指がワナワナさせながら弾く始末である。実は、楽譜の運指には、3指押さえ4-5指トリルで弾くように指示されているが、括弧付きで2指押さえ3-4指トリルの運指も掲載されている。後者であれば、全く問題ないのだ。テンポも遅くなることなく、普通に弾ききってしまうのに。 当時、2押さえで3-4トリルで弾いてしまったのかどうかは、既に記憶にない。ただ、3押さえ4-5トリルにこだわっていると、かなりの練習を要しそうである。こんな時、ピアノの先生はどう指示するのだろう。あくまでも4-5指の強化ということで、指定の運指で練習させるのだろうか。結局、今日は途方に暮れたまま、ツェルニーの楽譜を閉じたのであった。 あぁ、こんなことでは、ショパンのエチュードは夢のまた夢の話で終わってしまいそう。結局、その後も他の練習曲を弾きながら心はずっと3指押さえの4-5トリルの件が頭から離れず、練習に身が入らない、といった情けない事態となってしまった。 ---------------------------------------------------- 本日の練習メモ ●ハノン #25~#28 薬指-小指の弱き部分を今日も訓練。しかし、まだまだ成果はみられない。しばらくは薬指-小指(4-5)強化につとめるしかないか。 ●ツェルニー30番 #01~18 昨日同様、#01~14,16は、ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は繰り返し弾いて指慣らし。 #15、ミスなく弾けるようになったものの、まだまだ怪しい。もうしばらく練習しよう。#17の装飾記号付きの練習は特に問題なし。#18については上記を参照。しばらく苦労しそうだ。 ●バッハインヴェンション #01~#06 #01~#04はノーミスで弾ければ1回ずつ。・・・ってあいかわらずなかなか1回でクリアできない。だいたい3度弾いてようやくOKか。 #05もそろそろ落ち着いて弾けるようになってきたため、#06を同時進行で重点練習。 ●ドビュッシー ベルガマスク組曲から「プレリュード」「メヌエット」 プレリュード、メヌエットは通し練習。曲にメリハリをつけて、より曲らしく。 ---------------------------------------------------- 練習ではないが、急に思い立ってショパン即興曲第1番Op.29を弾いてみる。これは学生時代に弾いた曲だが、案の定、聴くにたえない状態であった。しかし、進行や大まかな指の動きは覚えているので、少し練習すれば何とかなりそうかもしれない。

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