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カテゴリ: ピアノ練習あれこれ
1日1ページずつ進めば5日で最後まで到達、これを目標に進めてきたショパンエチュードOp.10-4。ところが3日目、つまり、3ページ目(33小節~49小節)で悩まされることとなってしまった。そう、曲はちょうど「山場にさしかかった」箇所なのである。これを越えれば、再び主題に戻ってくるため、この3ページ目をクリアすれば気持ち的にも楽になるのだが、どうもそう簡単に先に進ませてくれそうにもない。
今回、他版の楽譜は見ていないのであくまでもウィーン原典版の楽譜のページ数で話を進めているのだが、ちなみに他版の楽譜の場合は、多少ページ数等も異なっているのと思うので(一緒?)、小節数を参考にして欲しい。 さて、悩みのたねは、35小節から続く左手アルペジオの部分。16分音符4音の1かたまりが増2度ずつの間隔でおりてくる、といったところだ。(F##*** E*** C#*** ↓A#***の繰り返し) 実に規則的な動きで頭で考える分には特に困難な箇所ではないはずである。右手も16分音符4音のかたまりが、同じく増2度間隔で移動しており、これまた規則的である。 ところが、両手を合わせるとその法則的な動きは見事に頭のなかで絡み合ってしまい、手がとまる。「だ、だめだ・・・」 何度も何度も繰り返して弾いているうちに頭の中はいよいよヒートアップ、こういう時が一番身に入らないのだ。結局、3ページ目の最後の3小節だけはまともに弾けたものの(半音階的な動きは結構得意だ)、他の部分は翌日に持ち越しとなったのであった。あぁ、頭で弾けても指がついてこなければ何にもならない、まさしく敗北の予感である。 っとショパンばかりに没頭していてはいけないと日々の練習も少し・・・ ---------------------------------------------------- 本日の練習メモ(定例) ●ツェルニー30番 #15,18 本日は苦手曲の克服のみということで、#15,#18のみ。 #15、たまにアルペジオで音ミスするものの、慌てて弾かなければ快調である。でもミスする限りは続けよう。 #18、3指押さえ4-5指トリル部分、相変わらずにリズムを変えながら繰り返し練習。 ●バッハインヴェンション #01~#06 #01~#04はノーミスで弾ければ1回ずつ。いや、結局2回ずつ。 #05、#06をメイン練習。 ●ドビュッシー ベルガマスク組曲から「プレリュード」「メヌエット」 プレリュード、良い感じにまとまってきた。これで暗譜が出来ればいうこと無しだが。 メヌエット、こちらはまだまだ!ゆっくりテンポでミスなきよう練習するしかない。 ●ショパン 即興曲第1番Op.29 どうも左右手の音がガチャガチャしているように聞こえてしまうため、もっと音を大切に。中間部、左手の音をはずすなんて言語道断。 ---------------------------------------------------- 本日のおさらい ●ドビュッシー「グラドゥスアドパルナッスム博士」暗譜でさらっと。 ---------------------------------------------------- 本日の無謀な挑戦 ●ショパン エチュード Op.10-4 上記の苦難な文章を参照。おいおい、いつまで続けるのか、無謀な挑戦。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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