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Nov 3, 2004
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そういえば子供の頃、NHK教育テレビの「ピアノのおけいこ」という番組を観ていたものだ。その後もNHKではピアノ関係の教育番組を幾つか放映してきたが、ピアノから離れてしまった時代にはもう観ることもなかった。そんな私が珍しく気になる番組を発見、それが11月3日放映の「スーパーレッスン」巨匠に学ぶピアノである。

丁度夕食時ということもあってか、じっくり観ることも出来ないだろうし、相方は全くもって興味を示さないため、せっせと録画し、あとでゆっくり観ることとなったのだ。

さて、登場したピアノの巨匠、それはポルトガル出身のピアニスト、マリア・ジョアン・ピレシュである。それまで彼女の演奏を一度も聴いたことが無い私としては、それこそワクワク・ドキドキ。

幻想即興曲(ショパン)、ワルツOp.64-2(ショパン)が流れながら、ピレシュの生い立ちや現在の様子、更にショパンについて紹介されると、本日のレッスンへと話は続く。このレッスンは、オーディションに合格した数名の生徒が今回のピレシュのレッスンを受けられるというものだ。

■ショパンでレッスン

最初のレッスン曲は「幻想ポロネーズ」(ショパン)。日本人若きピアニスト福間洸太朗氏が彼女のレッスンを受けるのだが、曲の構造にこだわる生徒に対し、彼女はもっと音楽と語り合うことが必要と説く。そう、理性より感情みたいなもの?、だろうか。それにしても、映し出される生徒 福間氏の手首の動きは本当に優雅そのもの。「うーむ、美しい・・・」と、私はどこを観てるのだ? 対し、ピレシュの手首から指の動きは、かなり機能美である。

ここでしばしピレシュ演奏の「幻想ポロネーズ」をじっくりと楽しむ時間。彼女の演奏、レッスン中にしきりにファンタジーの言葉を連発していただけあってか、実にファンタジー。ただ、情熱的なフォルテシモな部分が心に刺さらなかったのがちょっぴり残念だが、しっとりと歌い上げるあたりは実に見事である。

■シューベルトでレッスン

次に即興曲Op.90-2(シューベルト)のサウンドと共に、シューベルトについて紹介。即興曲Op.90-2といえば、若かりし頃、私もせっせと弾いた曲ではないか。もしや、この曲がレッスン曲?と思いきや・・・

次のレッスン曲は「楽興の時」第2番(シューベルト)であった。一般的によく耳にする第3番とは異なり、穏やかで流れるような美しい曲である。こちらのレッスンを受けるのは、イスラエル出身の若きピアニスト マタン・ダニエル・ポラット氏。ピレシュが言うには、この曲における左手スタカートは難しいらしい。中間的な、跳ね返らないようなスタカートは、下手をすればレガートのようになってしまう、これではダメ。フレーズの歌い上げや、「間」の保ち方などについても、ピレシュは容赦なくダメだしをする。

最後に、ピレシュが弾く即興曲Op.142-1(シューベルト)の音楽で番組はしめくくられたのだが、彼女が弾くシューベルトはとても心に響く。なんというか、切なげで暖かくて甘くて・・・、そんな音楽に彼女の演奏はピッタリなのではないかと勝手に思ったりもしている。だからなのだろうか、ダイナミックで熱い曲にはいまひとつ合わないのかな、と思ってしまったのは。いや、個人的な感想ゆえ、異なった印象を持たれている人もいるだろうが。


それにしても、彼女が随所で語っていた「響きを大切にすることが必要」という言葉を聞けば聞くほど、電子ピアノで練習する自分にむなしさを感じてきたり。それでも、いつの日か生ピアノを弾ける日が来るかもしれない、その日に向けてじっくりと練習するしかない、そう思いつつビデオの再生ボタンを停めたのであった。




本日は多忙につき練習メニューも少なめで・・・
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本日の練習メモ(定例)
●ツェルニー30番 #01~#20
#01~19は、ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は繰り返し弾いて指慣らし。ところが今日は何故か#14でつまづき、何度も弾いて練習しなおす羽目に。
#20、リズムが安定しないため、今日はメトロノームで強制補正。これを何度となく繰り返す。

●バッハインヴェンション #01~#09
#01~#07はノーミスで弾ければ1回ずつ
#08、軽快な音がいまひとつ出ず、音ムラも気になるので少しテンポを落として練習。
#09、やたら臨時記号の嵐で、一見弾くのに戸惑う曲だが、主題を頭にたたき込んでしまえば割とすんなりと弾ける曲。

●ドビュッシー ベルガマスク組曲から「プレリュード」「メヌエット」
プレリュード、通しで数回練習。そろそろ暗譜につなげたい。
メヌエット、主題後のフォルテで弾くオクターブ、すぐにピアノで続く和音部分、ここで音ミスを頻繁に起こすため、部分的に練習。特にオクターブの音を外すのはいただけない。


うぅ、本日はショパンエチュードの練習ができずにここで時間切れ。また明日・・・である。





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Last updated  Nov 4, 2004 01:45:21 PM
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