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カテゴリ: ピアノ練習あれこれ
10月14日の日記で「いつかは弾きたいショパンのエチュード」と称し、ショパンエチュードOp.10-4を始めるきっかけについてうだうだ書いてみたが、今回はその続きである。ただでさえ自分にとっては高嶺の花的な存在であるショパンエチュードではあるが、日に日に弾きたいと思う曲は増えていく一方なのだ。というのも、夜の睡眠のお供にエチュードのCD、移動のお供にもエチュードのMD、PCに向かうお供にも・・・とあっては、頭のなかがショパン一色に染められるのは当然なことであろう。
というわけで、「一生かけてショパンのエチュードをできるだけ弾きたい」プロジェクトを決行することにした。(最初は、「全曲弾きたい」と掲げてみたが、あまりに無謀すぎるのですぐにその文字を削除、できるだけ・・・にしてみた)。多分、半数の曲以上は挫折する可能性90パーセント以上だが、弾きたい曲があるっていうことは、きっと幸せなことであるに違いない。しかし、まだピアノを再開してから2ヶ月程度、リハビリもろくに済んでいないというのに、いきなりショパン挑戦を掲げるのは、それだけでも無謀っていうものだろう。 ■ショパンエチュード挑戦したい度リスト【作品10編】 (★5つが挑戦したい度100%、以下数が減る毎に挑戦したい度が下がっていく) Op.10-01 ★★★★★ ハ長調 分散和音中心。音域がとてつもなく広いこの曲は手の負担もかなり大きい。 Op.10-02 ★★★☆☆ イ短調 半音階練習。この曲の難易度も高いことで有名。いくら半音階が好きでもこの曲はちょっと・・・ Op.10-03 ★★★★☆ ホ長調 通称「別れの曲」。冒頭の主題部分は弾けるのだが、中間部で挫折経験あり Op.10-04 ★★★★★ 嬰ハ短調 現在挑戦中。のだめカンタービレでも登場した曲で、曲調もかなり古典的で格好良い。 Op.10-05 ★★★☆☆ 変ト長調 通称「黒鍵のエチュード」。右手の黒鍵進行をモノに出来るかが勝負? Op.10-06 ★★★★☆ 変ホ短調 練習曲の中では難易度低め。アンダンテの情緒たっぷりな曲なので技術より表現勝負。 Op.10-07 ★★★★☆ ハ長調 この曲を聴いているとなんだか踊りたくなってしまうのは私だけ?長調なのにどこかせつない。 Op.10-08 ★★☆☆☆ ヘ長調 この曲は左手の旋律がポイント。中間部は好みの進行だが・・・ Op.10-09 ★★★☆☆ ヘ短調 灰色な空気漂うこの曲、難易度的には低い方らしいが、そういう曲はだいたい表現が難儀。 Op.10-10 ★★★★☆ 変イ長調 文句無しに綺麗な旋律の曲で本来挑戦したい曲なのだが、いかんせん近寄りがたい。 Op.10-11 ★★☆☆☆ 変ホ長調 アルペジオがポイントのこの曲はテンポ的にも割とゆっくり目だが手の小さい者にはちょっと不利? Op.10-12 ★★★★★ ハ短調 言わずと知れた「革命のエチュード」。学生時代に挑戦して中途半端な状態でやめてしまったので是非弾きたい 明日は、本日引き続き【作品25編】を書いてみることにしよう。それにしても、これらの曲が弾けるようになるのは、一体いつの日やら・・・ まぁ、夢をみることならば私にだって出来るのだし、これら弾きたいと思える曲がある限りは、きっとピアノを再び挫折することはない、と信じている。いや、難しすぎて挫折への道を転がり落ちることも十分にあり得るのだが。 ---------------------------------------------------- 本日の練習メモ(定例) ●ハノン #29-30,#32,#36,#38,#39 #29-30を続けて繰り返し4回。その後音階の準備である#32の1-2指運動、#36の1指移動、#38の1オクターブスケール。 #39ハ長調,イ短調,ヘ長調,ニ短調,変ロ長調,ト短調のスケール 一部、いい加減な運指で弾いていたと思われるため、それを修正しながら上記スケールを練習。 ●ツェルニー30番 #01~#21の奇数番曲練習、及び#22 #01~21の奇数番曲は、ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は繰り返し弾いて指慣らし。偶数番に比べ、相変わらず奇数番は多少ミスが目立つ。(#07、#09、#15を中心に数回繰り返し練習、他は1回ずつ。) #22、両手トリルが確実に合うように丁寧に弾くこと。 ●クラーマー=ビューロー60 #01 #01、本日もテンポ四分音符92で繰り返し練習。音ムラが無いように確実に弾くことを心がけて。後半部のアルペジオ以降で音ミスが発生することがあるので、後半を中心に部分練習数回。 ●バッハインヴェンション #01~#10 #01~#08はノーミスで弾ければ1回ずつ。 #09、テンポ四分音符74で確実に弾けるように繰り返し練習。このテンポであれば音ミス発生率も低いのだが、メトロノーム無しで弾くとやはり後半からテンポアップしてしまう変な癖がついてしまった。とにかくこれを直すこと。 #10、モルデントがらみのつまずきがまだ改善されていないため、昨日に引き続き部分練習を中心に。 ●ショパン エチュード Op.10-4 テンポ四分音符105で通し練習。あぁ、はやくテンポアップしたい。 ●ショパン エチュード Op.25-2 本日は残りのページ、つまり展開部以降を繰り返し練習。部分練習後は通しで練習。テンポは昨日同様、二分音符67で。これで確実に弾けるようになったら強弱に気をつけながら、徐々にテンポアップしていこう。 本日は時間切れにつき、ドビュッシーの練習が出来なかった。あぁ、無念・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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