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Feb 8, 2005
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この日の東京の最高気温は8度、我が町は6度程度だったのではないだろうか、そんな日のピアノ練習は実に辛い。結局、あまりの寒さに耐えられず、リビングに置かれた石油ストーブをせっせとピアノ部屋に運び、再び練習にいそしむこととなったのだが、あぁ、やっぱりあたたかい部屋での練習は幸せである。しかし、快適過ぎるとついつい余計な好奇心までわいてくるらしく、ついついショパンのエチュードOp.25-12「大洋」をぽつぽつと弾いてみることに。

それまで、Op.10-1と12だけで手一杯だったはずなのだが、Op.10-1もそろそろテンポアップに集中できる状態となったことで気持ちに余裕が出てしまったらしい。そういえば、Op.10-4の練習が止まったままのような?? いや、Op.10-4の場合、精神的にもストイックでなければなかなか弾けないため、最近なかなかOp.10-4のページを開けないままの日が続いている。自分的には、Op.10-1よりも10-4の方が苦手な部類だったりするのだ。

って、Op.25-12も十分パワフルでなければ弾けない曲のような気もするが、譜読み段階は逆に気が楽だったりする。まぁ、とんでもないのんびりテンポで弾くものだから、気持ち的に楽なのも頷ける。これも練習が進んでテンポアップ段階になるにつれて、体力且つ精神的にも辛くなりそうだ。

それにしても、Op.10-1にしてもOp.25-12にしても、何故か分散和音の類の曲ばかり選んでしまう自分に思わず苦笑である。分散和音はあまり得意ではないはずなのだが、そういう曲に限って「好き」なのだから厄介なのだ。というわけで、とりあえずまずはOp.25-12を、まるで地を這うようなテンポで弾いてみたのだが、「うぅ、疲れる・・・」

この曲は両手分散和音だらけな曲であり、通称「大洋のエチュード」とも言われている。そう、それはまるでうねるような大海のイメージたっぷりなのだ。Op.10-1は右手のみの分散和音だが、こちらは両手で鍵盤を思い切りフル使用する。ただ、分散和音の音域は広くないため、指がつるような思いをしなくて済む分、Op.10-1よりは楽と言われる人は多い。そして、和声さえ頭にたたきこんでしまえば、暗譜自体はそれほど苦にはならなそうだ。

し・か・し、まだまだ復帰できぬままの私の左手はかたくなにこの曲を拒否しているかのごとく、右手の進行の邪魔ばかり。結局、見開き2ページ、つまり26小節目まで何度か練習したところでげっそりしている自分がいた。あまりにのんびりテンポ過ぎて、どこが苦手箇所なのかもまだ洗い出せないような状態である。でも、ダイナミックで且つドラマティックな進行を感じさせるOp.25-12、是非モノにしたい。

いつも気持ちだけは前向きなのだが、あぁ、技量まではなかなか前向き・・・とはいえないのが辛いところだ。



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本日のピアノ練習メモ(定例本練習)
●ハノン #01-20,#39,#40,#41
#01-20,(各指の独立訓練)、まずは指慣らし。
#39全長短調の4オクターブ音階を1回ずつ弾く(リピート有り)テンポ120
#40半音階スケール各種
#41全長短調アルペジオ、テンポ108

●ハーモニックスケール
ハ長調,ト長調,ヘ長調3,6度並進行/反進行:3オクターブ。
ニ長調3,6度並進行/反進行:本日は6度進行も挑戦してみたのだが、あれ、3オクターブは鍵盤数の関係上弾けないことに気づく。というわけで2オクターブ。

●ブラームス51練習 #9ab,#07,07ab,#08ab,#17
#09ab:各指を広げる運動、2回往復
#07ab:3度を4-1,5-1指で弾く運動、2回往復。
#08ab:aの運動で指を慣らし、bでアルペジオの練習。aからbへと続けて弾くこと2回
#17:各指のトリル練習。5回繰り返し。

●クラーマー=ビューロー60練習 #07
#07:まとめ段階。通し練習を繰り返す

●バッハシンフォニア #01~#03
#01:自分的にはモデラートなテンポで明るく弾けるようになり、かなり満足。細かな部分はまだまだ荒削りなのだが、後は日々弾いていくことで少しずつ進歩していくものと期待したい。
#02:今日は石油ストーブ効果で手がかなり温まっているせいか、シンフォニアも全体的に好調。#02もあとひといきで自己満足エリアに達しそう。今まであげてきた苦手箇所もかなり慣れてきたので、後は全体練習を重ねよう。
#03:後半(15小節以降)、左手進行を中心に苦手箇所が重なる。特に中声部を右・左手へとつなげる箇所が、きちんと横の流れとしてきこえるように弾かねばならないのだが、伸ばすべき箇所、切るべき箇所が曖昧で、綺麗な旋律として浮かび上がってこない。

●ショパン エチュード Op.10,25
Op.10-01:テンポ四分音符120/130/135で通し練習。ミスタッチを少しでも減らしながらテンポアップをはかっていく。
Op.10-12:まだまだ左手指の弱さを実感する今日このごろ。15~18小節、28~32小節を部分練習後、通し練習を繰り返す。Op.25-12:譜読み開始。1~26小節まで。

●ドビュッシー ベルガマスク組曲から「メヌエット」「月の光」「パスピエ」
メヌエット、通し練習。
月の光、昨日に引き続き左手アルペジオを集中的に練習。
パスピエ、75小節まで運指、ペダル含めて練習し直し。

●カスキ 「秋の朝」
32小節の下り進行、ようやく慣れてきたか。それでも32小節が近づくとガクッとテンポが落ちてしまうのが情けない。

●バッハ=ブゾーニ「シャコンヌ」
1~56小節目まで練習。当分はこれ以上進めそうにないのだが、まずここまでがスムーズに弾けるまでは我慢我慢。41小節以降、両手でのオクターブ旋律箇所はまだしどろもどろな状態。

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本日のおさらい(ノーミス1回コース・復習)
●クラーマー=ビューロー60練習曲 #04
●バッハインヴェンション #01~#15
●ドビュッシー ベルガマスク組曲から「プレリュード」

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本日の試し弾き(あくまで体験弾き)
●なし





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Last updated  Feb 9, 2005 10:14:10 AM
コメント(10) | コメントを書く


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 Re:ショパンエチュードOp.25-12「大洋」はやはり難しかった(02/08)   みっとんぬら さん
そうですね、ふゆのほしさん好みなのでしょうね。エオリアン・ハープはもう弾いてらしたっけ。

op25#12はどこといって特に難しいところはないのですが、全体まんべんなく難しい。テンポを上げると非常に疲れますね。分散和音の練習ではありますが、手の移動に非常に神経を使いますね。手のポジションの勉強といった要素も大きいのでは…。
暗譜はおっしゃるように楽だと思います。

クラーマー#07をニ長調に移調して練習しましょう(笑)。で、ついに#08ですね。私がほぼ毎日左手練習用に弾いている曲です。
いろいろ教えて下さい。 (Feb 9, 2005 12:57:26 PM)

 なかなか進歩しません。   アマリリス0911 さん
こんにちは。みっとんぬらさんの言うとおり、まんべんなく難しくて、なかなかテンポをあげることができません。Op10-1は、指と手首の負担が思ったより大きかったので保留にしていますが、ふゆのほしさんが進めているのをみてウラヤマシイ。もう少し手を鍛えてから頑張ってみます! (Feb 9, 2005 05:34:25 PM)

 Re:ショパンエチュードOp.25-12「大洋」はやはり難しかった(02/08)   alice liddell さん
ポジションの移動って、難しいですよね・・・
とりあえず、片手ずつ、それも左手重点的に練習するのが、一番ではないか、という気がします。

P.S
モーツァルトの交響曲、私はもっぱら40番愛用者です。 (Feb 9, 2005 06:52:50 PM)

 Re[1]:ショパンエチュードOp.25-12「大洋」はやはり難しかった(02/08)   ふゆのほし さん
みっとんぬらさん

>ふゆのほしさん好みなのでしょうね。エオリアン・ハープはもう弾いてらしたっけ。

Op.25-12はまさしく私が好みそうな展開の曲ですからね。Op.25-1の方は昔、ちょっとだけさらったのですが、まだ真剣に練習していないのです。あれも後半になるとだんだん手が疲れてきて最後の方はもう息も絶え絶え状態なんですけれど、逆にあれをクリア出来ないような者がOp.25-12に手を出すな、と言われてしまいそうですね(^^;;

>クラーマー#07をニ長調に移調して練習しましょう(笑)。で、ついに#08ですね。私がほぼ毎日左手練習用に弾いている曲です。

今日、ニ長調に移調して弾いてみたのですが、気がつくと元に戻っているというお笑いな状態になってしまいました(^^;8番も弾いてみましたが、テンポアップして弾くのは左手にとってかなり「効く」練習になりそうですね。みっとんさんは、だいたいどのくらいのテンポで弾かれていらっしゃるのですか。

>いろいろ教えて下さい。

あのぉ(^^;私がいろいろ教えを乞いたいのですが・・・ (Feb 9, 2005 09:32:15 PM)

 Re:なかなか進歩しません。(02/08)   ふゆのほし さん
アマリリス0911さん

>まんべんなく難しくて、なかなかテンポをあげることができません。

この「まんべんなく難しい」というのが厄介ですよね。つまり、全体練習をたっぷりしなければならない・・・ということで、練習効率も悪そうです。苦手箇所とそうでないところが二分化されている方が仕上がりは早そうですしね。

>Op10-1は、指と手首の負担が思ったより大きかったので保留にしています

私もOp.10-1を弾くと手首がかなり疲労します。この曲は1日にあまり長時間練習できない曲ですよね。そうそう、一時期、楽天日記内のこの界隈でOp.10-1をどのくらいのテンポで弾けるかタイムアタックが流行っていたのですが、150以上で弾ける人もいて、もぅ・・・尊敬に値します。でも、毎日少しずつでも練習していれば、少しずつでも進歩していくかな、とブームが去ってもひとり踏ん張って弾いてます(^^;;

アマリリスさんがご自身の日記で書かれていた「ピアノは生涯学習」、まさしくそのとおりですね。 (Feb 9, 2005 09:43:21 PM)

 Re[1]:ショパンエチュードOp.25-12「大洋」はやはり難しかった(02/08)   ふゆのほし さん
alice liddellさん

>とりあえず、片手ずつ、それも左手重点的に練習するのが、一番ではないか、という気がします。

そうですね。ポジションの移動という意味ではOp.10-1で右手はかなり鍛えられたかなと思うのですが、左手は全く「だめだめ」状態なので、左手を重視しなければならなそうです。

でもこの曲って響きがとても格好良いでしょう。右手で和音を弾きながら左手だけ分散和音・・・という練習も楽しいかなといろいろ考えてます。

>モーツァルトの交響曲、私はもっぱら40番愛用者です。

あっ、私も40番ならば持ってます。某みっとんさんはあまりこの曲をお好みではないらしいのですが(^^;、短調好きな私は40番が好きです。

でもCD自体は昔、小冊子についてきたCDなので好みの楽団という訳ではないあたりがちょっと残念だったりします。 (Feb 9, 2005 09:51:09 PM)

 Re[2]:ショパンエチュードOp.25-12「大洋」はやはり難しかった(02/08)   みっとんぬら さん
ふゆのほしさん

>8番も弾いてみましたが、テンポアップして弾くのは左手にとってかなり「効く」練習になりそうですね。みっとんさんは、だいたいどのくらいのテンポで弾かれていらっしゃるのですか。

さあ、どのくらいなんでしょう。大体数回ずつ繰り返すのですが、ffで通してゆっくり、なんてこともやりますし、速く弾き飛ばすこともします。ただ、指定テンポは速すぎるような気がします。以前どこかで書いたんですが、指定テンポの4分の3くらいで暗譜していれば一応次に行きます。速度は後からついてくると…。また、私の場合、終わっても繰り返し繰り返し弾くものですから、進み方がすごく遅いんです。
だから、この界隈のみなさんのスピードにはとても追いつけません(涙)。

(Feb 9, 2005 11:55:32 PM)

 Re:ショパンエチュードOp.25-12「大洋」はやはり難しかった(02/08)   Francois松 さん
ふゆのほしさんの練習量もさることながら根気もすごいですね。しかも、ハノンなど基礎練習を欠かさないところなど大変尊敬しております。私は最近Op.10-1はちょっと離れて、ラヴェルのクープランの墓に気が移っています。

ところで、私は分散和音系のショパンのエチュードは奏法の確認にちょうど良いと思っています。つまり、脱力が完全なら腕が疲れずに弾けますが、少しでも無駄な力が入っていれば疲れます。そこで、疲れた筋肉を確認しますが、それが指を伸ばす筋肉であれば正に脱力できていない証拠を突きつけられたことになります。逆に、指を曲げる方の筋肉のみが疲れたのなら、まあ良しとしています。手首が疲れるというのも手首を曲げる力と伸ばす力を同時に使いながら手首を動かしていることに他なりません。

ところで、腕の筋肉の解剖学的な構造上、4の指だけを単独で伸ばすことはできないので、345を伸ばす筋肉を収縮させつつ3と5を曲げる筋肉も収縮させる必要があります。4の指だけを持ち上げようとしなければ良いとは思うのですが。

何か偉そうなコメントになってしまいました(汗)。手首が疲れると思ったことはありませんが、腕が疲れることはしょっちゅうあります。やはり素人の領域を離れるのは至難の業ですね。 (Feb 10, 2005 12:31:27 AM)

 クラーマー   ふゆのほし さん
みっとんぬらさん

ツェルニーにしてもクラーマーにしてもどうしてあんなに指定テンポが速すぎるのでしょうね。一説には当時のメトロノームと現在のものとは異なるとか、はたまた、メトロノーム自体に問題があった等、いろいろ聞きますが、それだと目安にもならず、困ったモノです。

>終わっても繰り返し繰り返し弾くものですから、進み方がすごく遅いんです。

何回も繰り返し弾いて貰えるだなんてクラーマーさんもビューローさんも本望だと思います(^^) ある程度練習を進めてから、以前弾いた曲に戻ると、当時苦労した箇所がサクッと弾けるようになっていたりしませんか。それこそ成長の証ですよね。 (Feb 10, 2005 12:39:24 AM)

 手首、そして腕   ふゆのほし さん
Francois松さん

実は私の性格上、「根気」とは無縁だと思っていたのですが(^^;、いざピアノを再開してから自分にこれほどしぶとさがあるとは思ってもいませんでした。ハノンやその他指鍛錬を日々やっているのは、やはり少しでも早く指を復活させたい一心なのですが、長年のブランクを埋めるのは至難の業ではないですよね(涙)。

>私は最近Op.10-1はちょっと離れて、ラヴェルのクープランの墓に気が移っています。

クープラン、良いですよね。ラヴェルにも弾きたい曲は多数あるのですが、私的にはラヴェルの場合、譜面を見るだけでも苦労していまして(^^;、試しに弾いてみようと思いながらすぐに挫折してしまう、ダメな人間です。

>ところで、私は分散和音系のショパンのエチュードは奏法の確認にちょうど良いと思っています。

手・腕のお話、とても興味深く読ませて頂きました。私の場合は、多分まだ速いテンポで弾いていないからなのでしょうが、Op.10-1は腕が疲れることはあまりないものの、5指が黒鍵に位置する場合、無理に手首をぐいっとひねってしまう変な癖がついてしまったらしいのです。それで手首を必要以上に使ってしまい、痛めてしまうのかな、と自分なりに見ています。はやめに直さないと・・・

脱力は永遠の課題です。Op.10-12は左腕がパンパンになるのでこれもまだまだ脱力が出来ていない証拠ということになってしまうのでしょう・・・

そういえば、弾いていてたまに腕の内側の筋がズキンと痛くなることはあります。こ、これってまたしても腱鞘炎の前兆なのでしょうか。でも普段弾く「曲」の練習では発生せず、ハノンの時だけだったりするから・・・うぅ、困ったものです。 (Feb 10, 2005 09:06:16 AM)


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