2005/12/28(水)10:01
月刊ショパン1月号はショパンコンクールライブCD付き!
ピアノ仲間のかおるさんから「ショパン1月号にショパコンCDが付いている」というありがたい情報を頂いた。というわけで、慌てて楽器店に走り、月刊ショパン1月号(株式会社ショパンから発行)を探す。しかし、見慣れたショパンの文字が踊る表紙が見当たらない。「はて?」とウロウロ探していると、なんと2006年1月号から表紙のレイアウトが変更され、雑誌タイトル文字が「ショパン」から「CHOPIN」になっているではないか。いやはや、気付かなかった。
というわけで、ピアニスト関本昌平氏の写真がドーンと表紙を飾るショパン1月号を入手する。
余談だが、表紙の関本氏をじーっと眺めていると、どことなく歌手の槇原敬之に似てないか?えっ、似てない??(なんだかいずれのファンからもクレームがきそうなので、このへんでやめておこう・・・)
さて、付録のCDには以下の曲たちが収録されている。
・ワルツ第4番 ヘ長調 Op.34-3 (辻井伸行/第1次予選)
・マズルカ イ短調 Op.59-1 (ソン・ヨルム/第2次予選)
・プレリュード 嬰ヘ長調 Op.28-13 (工藤奈帆美/第1次予選)
・エチュード イ短調 Op.10-2 (大崎結真/第1次予選)
・プレリュード 嬰ヘ短調 Op.28-8 (大崎結真/第1次予選)
・マズルカ ト短調 Op.24-1 (根津理恵子/第2次予選)
・マズルカ ハ長調 Op.24-2 (根津理恵子/第2次予選)
・エチュード ホ短調 Op.25-5 (リー・カ・リン・コリン/第1次予選)
・ポロネーズ第6番 変イ長調 Op.53「英雄」(関本昌平/第2次予選)
・スケルツォ第3番 嬰ハ短調 Op.39 (山本貴志/第1次予選)
・プレリュード 変ホ短調 Op.28-14 (イム・ドンミン/第1次予選)
・プレリュード 変ロ短調 Op.28-16 (イム・ドンミン/第1次予選)
・エチュード 嬰ハ短調 Op.10-4 (イム・ドンミン/第1次予選)
・ノクターン第8番 変ニ長調 Op.27-2 (イム・ドンヒョク/第1次予選)
・舟歌 嬰ヘ長調 Op.60 (ラファウ・ブレハッチ/第1次予選)
・マズルカ ハ長調 Op.65-2 (ラファウ・ブレハッチ/第2次予選)
収録された演奏者たちは、本選に出場した者を中心に構成され、またコンクール内でも特に注目を浴びた辻井伸行氏の演奏も含まれている。月刊ショパン編集部が厳選したということもあってか、なかなかバランスのとれた収録である。これだけの曲を集めようと思ったら、ショパンコンクールの輸入盤ライブCDを何枚買わねばならないか・・・、それを考えるとかなりオトクともいえるCDである。
私としては、エチュードOp.10-4とスケルツォ第3番、舟歌、プレリュードOp.28-16が入っているだけでも機嫌がよい。しかも、山本氏が演奏するスケルツォは、ペダルをドンっと踏みならす音やら例の息漏れ音が克明に収録されていたりも。イム・ドンミンのエチュードOp.10-4はまさしく突風のように駆け抜けていく。そしてブレハッチの舟歌は、あまりに美しい。
本誌のほうでは、2006年にアニヴァーサリーを迎える作曲家たちの特集や、2006年来日のピアニストたちの特集が掲載されており、生演奏の魅力にハマッてしまった私には、目に毒な感じもなきにしもあらず、である。
2006年といえば、モーツァルトが生誕250年というのは記憶していたのだが、シューマンの没後150年であったりもする。さぁ、没後150年、シューマンを偲んで何を弾こうか。
って、ショパン熱から再びシューマンに戻るのか、私。あぁ、あっちだこっちだとフラフラと忙しい??
◆ ◆ ◆ ◆ ◆この日の夜は家族が忘年会で帰りが遅いということなので、冷蔵庫から飲み残しのワインを取り出すと、ゴクゴク飲みながらひとり宴会を開催だ。こんな時は、手軽に食べられる、しかも自分の好物料理を思いっきり楽しみたいものだが、白い私が「さぁ、何を作りましょうか」と折角ささやいているのに、黒い私が「面倒じゃ面倒じゃ。作るなんて面倒じゃ」と吠える。結局、黒い私が勝ち・・・
うーん・・・カップラーメン?(爆)
だいたいワインにラーメンだなんて、合わないこと、このうえない。やめておこう、ワインが勿体ない(ってテーブルワインだが)。結局、スーパーに慌てて出かけていき、ちょっとしたミニサラダと鶏の唐揚げを買ってくると、冷蔵庫の奥で眠っていたチーズをゴソゴソと取り出す。うん、やっぱり気分は宴会だ。
で、BGMは入手したての雑誌付録のショパンコンクールCD。あぁ、至福のひととき。
だ、誰?、なんたるわびしい宴会か、なんて陰口たたいているのは。
そういえば、独立したてのころは、自炊することが楽しくて調理器具を無意味に揃えてはあれやこれやと家で作ったものだが、仕事で疲れて帰る日が続くと、とてもじゃないが自炊するどころじゃなくなったっけ。隣のコンビニエンスストアで、今日買って来たような惣菜を並べては、夜な夜なひとり宴会をくりひろげていたっけ。それが物足りないと、あぁ、夜中のラーメン屋通いが懐かしい・・・・
こうして、昔を思い出しながら、いつの間にかコテンと眠りこけていたのであった。
ふぅ、5分で出来る手抜き好物料理のレパートリーでも考えておくことにしようか。
刺身買ってきてお皿に盛っておしまい、この確率が最も高くなりそうな私であった(笑)
◆ ◆ ◆ ◆ ◆音楽と料理といえば、ショパンに似合う料理とか考えるのも面白そう。ポーランドの家庭料理ってどのような感じなのだろう。フランスの作曲家には、やっぱりフレンチ?イタリアの作曲家にはイタリアン?おいおい、それじゃ安直過ぎるか。
あぁ、思いは尽きない。
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【本日のピアノ練習メモ】
●ブラームス51練習曲 #07~#10,#15,#16ab
#07(3度を4-1,5-1指で)#08(アルペジオ)#09(指広げ)#10(5指押さえ指均一)#15(3指押さえ指均一)
#16a(4指押さえ指均一),#16b(3指押さえ指均一)>>>#15はとりあえず今日でおしまい
●全24調4オクターブスケール
●クラーマー=ビューロー60練習曲 #23
#23:音型に合った腕と手首を使う練習。数日間クラーマーから離れていたものの、特に後退することなく弾きこみ段階へ。冒頭数小節の上り音型、もう少し勢いをもって一気に駆け上がるように弾きたいところだ。
●バッハ フランス組曲第1番 アルマンド
私はどこをどう弾きたいか、ビジョンがまだみえていないように感じる。ただ単に弾いているだけ、といったところか。まぁ、最初はとにかく楽譜どおりに弾けないと話にならないのだが、素直な進行で進行自体にはだいぶ慣れてきたので、もう少し肉付けをしていこう。
●ショパン 24の前奏曲 Op.28 #16
#16:テンポを110から段階的にアップして126まで繰り返し練習。今はとにかく弾いて弾いて弾きこむしかない。
●ショパン ノクターン第13番 Op.48-1
通し練習。中間部がどうも荘厳な流れにならずデコボコした流れになってしまう。アルペジオの弾き方ももう少し工夫が必要。
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本日のおさらい
●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10(両手),#8,#22(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型),#20(左分散音型)
●バッハ シンフォニア #01~#15
●ショパン 24の前奏曲 Op.28-1,4,5,7
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今日の語呂合わせ練習
→無し