ほしあかりのノクターン -ピアノとわんことおうちの話-

2006/02/08(水)10:28

悩み多き新しき家とピアノへの夢

 日々の暮らし(77)

ここのところ、毎日住宅情報を眺めながら新たなる家に思いをはせている私であるが、やっぱりなにもかもが「高い、高すぎる」そして「条件が合わない」。 つまり、建て売り住宅の多くは、1階の間取りが「リビング」と「和室」というパターンが多く、この分では和室にピアノを置かねばならなくなってくる。ピアノに「和」のテイストを演出するのも、またそれはそれで良さそうだが、出来ることならば、「リビング」と「洋室」にしたい。ところが、たまにそんな物件を見つければ、先日のような「道幅狭すぎて車庫入れ大変」状態だったり、そもそも駐車スペースそのものがなかったりする。 実は先日探し当てた物件、そのひとつは、なんと1階に数部屋の洋室があり、2階全てがリビングだったりする。これは私が最も望む条件だったりして、それだけに悔しい。 じゃぁ、いっそ注文住宅にすれば?となるが、とてもじゃないが、それは無理そう。 住む場所だって、今のところは十分田舎だと思っていたが、いざ物件の値段を見ていればなかなかどうして高い。ここって田舎じゃなかったのか?都下は都下でも、もっと西の外れに行くしかないのか、と思いきや、西の外れとなると、「駅までバス ウン十分」という条件が加わってくる。これだと、家族が強固に反対するので、選択できない。なにしろ、家族はバスに5分乗っただけでも酔う「恐怖のバス酔い性」なのだ。毎日の通勤のことを考えると、これでは可哀想。 いっそ、お隣の神奈川県や埼玉県にまで範囲を広げるか。というわけで、先日神奈川県の某物件を見て、撃沈したわけである。(なんだか、ここしばらくはお家探し日記となりそう?) ◆ ◆ ◆ ◆ ◆そして大いなる問題、それは「ピアノを何にするか」である。家もまだどうなるかもわからぬのに、ピアノの選定に悩むのは気が早すぎるかとも思うものの、やっぱりピアノのことを考えるのは、幸せな時間でもある。 まぁいわゆる「夢くらい見させてよ」といったところか。 しかし、先日頂いたコメントのなかで、アップライトピアノだったらサイレント機能も後付けできるが、グランドピアノは発注時に指定しないとサイレント機能は付けられない、というアドヴァイスを頂き、はてはて、これは困ったな、ということに。つまり中古の選択がかなり厳しくなったわけである。 また、安いグランドピアノよりも、しっかりとした性能のアップライトピアノの方が良いのではないだろうか、等と考えてしまったり、いやいや、ここは買う時期を遅らせてでも、自分が納得のいくグランドピアノにした方が良いだろうか、と悩みは尽きない。ただ、家族の手前、なかなかそれも難しい。 実際のところ、私がピアノのために貯めていたお金が、新居の頭金の一部に取り込まれてしまう恐れもある。そうしたら、ピアノどころではなくなるだろう。 現実はキビシイのだ。 あれもこれも一気に、という訳にはいくまい。 でも、こういう夢を見ているのも結構楽しい。しばし壮大な夢を繰り広げることにしよう。 えっ、ちょっと空しい?? 今はただただ、この電子ピアノがある日突然壊れる、といった事態に見舞われないことを願って。 (↑実は、ここが今、最も恐れているところだ) もし、電子ピアノが壊れたら・・・・まさか毎日実家に帰る訳にもいかず、レンタル練習室をずっと借りる訳にもいかず、あぁ、考えたくない。 ---------------------------------------------------- 【本日のピアノ練習メモ】 ●ブラームス51練習曲 #07~#10,#16abc #07(3度を4-1,5-1指で)#08(アルペジオ)#09(指広げ)#10(5指押さえ指均一) #16a(4指押さえ指均一),#16b(3指押さえ指均一),#16c(2指押さえ指均一) #32a(3-4指を交互に保持) ●全24調4オクターブスケール ●クラーマー=ビューロー60練習曲 #25,#27 #25:手首を使う練習3。弾きこみ段階。左手のスタカートがデコボコにならないように気をつけて。 #27:両手レガート練習。まだまだ譜面どおりに弾く段階。バッハの指遣いでよく用いられるアンダーラッピング(4指の下を5指がくぐる)が何カ所かあったり。但しオリジナル版にはこの指遣いは採用されていないため、ビューローが変えたものだろう。中間からコロコロと移調する箇所がまだ完全には慣れていないので、更に繰り返し練習だ。 ●バッハ フランス組曲第1番 アルマンド,クーラント,サラバンド,メヌエットI,II アルマンド:弾きこみ段階。(まとめ段階) クーラント:弾きこみ段階。 サラバンド:弾きこみ段階。(まとめ段階) メヌエットI:メヌエットIIに続くことも考慮し、テンポを上げすぎないこと。 メヌエットII:本日も下声で発生するトリルを中心に練習。 ●ショパン 24の前奏曲 Op.28 #16,#17 #16:再びテンポ120→126で練習(ペダルも付けはじめて)。何日間か弾いていなかったことが逆に良かったのか、スランプはいつの間にか抜けていた。しかし、まだまだ左跳躍が確実につかめておらず、ペダルを踏むと非常に汚い。 #17:弾きこみ段階。 ●ショパン ノクターン第13番 Op.48-1 ---------------------------------------------------- 本日のおさらい ●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10(両手),#8,#22(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型),#20(左分散音型) ●ショパン 24の前奏曲 Op.28-1,5 ---------------------------------------------------- 本日の語呂合わせ練習(月曜日編) ●モーツァルト きらきら星変奏曲 主題~変奏6まで

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