ほしあかりのノクターン -ピアノとわんことおうちの話-

2008/03/21(金)18:14

【今日のあかり】信州雪遊びの旅!今シーズン最後の悪あがき1日目 長門牧場

 わんこ・おでかけ(695)

ちまたは桜の開花予想に心膨れる、そんな春の季節。しかし、我が家的にはどうしても今シーズンのうちに後1回は雪遊びをしなければ気が済まなかった。というわけで、悪あがきではあるが、雪が残っているであろう信州白樺湖方面へ1泊旅行を計画することにした。 とりあえず宿だけは確保して、後は白樺湖周辺の雪の状態をみながら遊べる場所を探す、といった至ってシンプルな旅である。 ■中央道 八ヶ岳PAでひとやすみ 朝8時30分過ぎに自宅を出発、この日の中央道は目立った渋滞もなく、快調に信州方面へ。しかし、休憩無しのまま白樺湖方面へ向かうのは、あかりにも負担になるであろうと思い、八ヶ岳PAでひと休み。ここは前回の雪遊びの際にも立ち寄ったPAだ。そういえば、あの時はまだ一面雪だらけであかりも大喜びだったが、今回は雪のかけらも残っておらず、「本当に雪は残ってるのだろうか」と不安になったりも。 それでも青空の下、ひんやりとした空気が心地よく、腹の虫も騒ぎ出した私たちは、ユニークなご当地肉まん(富士桜ポーク肉まんと甲州ワインビーフ肉まん)を食べながら休憩だ。羨ましそうな視線のあかりだったが、旅のおやつとして持ってきたラビリンスクッキーをあげると満足げにパクパク。 なんだか既に旅を満喫しているような、そんな単純な私たちであった。 ところが、諏訪ICから一般道を走っていても、周囲は雪は見あたらず不安は増すばかり。「雪遊びなんて出来ないんじゃないの?」と車内は暗い空気が流れたものの、山道に入ってようやく土と埃にまみれた"雪"と思われる物体を発見。それを見たあかりは興奮してしまい、それを制しようとした私の唇を切るという、流血事件まで発生(このあと数日間、私の唇は腫れたままであった)。あかりよ、おまえはそんな雪で満足なのかい? 結局、白樺湖の湖畔まで来たものの、既に雪が汚れ気味だったので、少し足をのばして長門牧場に行ってみることにした。やはり、あかりには真っ白な雪のなかで遊ばせてあげたい。 ■雪原の長門牧場でとことん遊ぼう こうして更に走ること数十分、長門牧場に到着すると、シーズンオフのせいか、駐車している車は少なめ。まぁ3月中旬ということもあってか、雪質が冬の時期と比べると湿っぽくなっているため、決してコンディションが良いとはいえないせいもあるだろう。 それでも、あかりは目の前の真っ白な雪を見た途端、大はしゃぎ。もう誰にもとめられない! いつものリードからロングリードに付け替えれば 雪原を走る走る、掘る掘る、食らう食らう(おいおい)。 こんなにはしゃぐあかりを見たのは、久しぶりである。やはり相当の雪マニアだ。 というわけで、まずは1時間ほど雪遊びを楽しむと、休憩がてらレストランへ。 ここのレストランはテラス席であればワンコ連れOKである。しかし、まだまだ寒さが残るこの時期、さすがにテラス席でワンコと一緒にゴハンを食べる人は多いとはいえないようだ。それでも、私たちはテラス席の隅で肩を寄せ合ってランチタイムである。 今回注文したのは、ロールキャベツの牛乳煮セットとピッツァマルゲリータ。自家製乳製品を使った料理ゆえ、長門牧場の味を堪能できるのが嬉しい。ピッツァは店内の釜で焼く風景を見ることも出来るのだ。しかしこの手の料理を注文してから、「しまった」と思った点がひとつある。というのも、あかりは大の「トマト」「チーズ」「ミルク」好き。あかりの目の前でこれらの料理を食べるのは、心が痛むのだが、まぁ仕方がない。あかりには午後も存分に雪遊びをする時間をとってあげることで勘弁してもらおう。 そうして、食後も再び雪原へ飛び込んでいった我が家一同。なにやら雨が降りそうな空だがそんなことはあかりには関係ない!といったところだ。 思う存分楽しんでおくれ。 しかし、いつまでも遊んでいるわけにはいかない。名残惜しいが、ここらへんで切り上げて宿に向かうことにしよう。本日停まる宿は、姫木平にあるペンション「白樺倶楽部」。看板犬のなかにゴールデンレトリーバーがいる、というのも今回の宿を選んだ理由のひとつだったりする。 (つづく)

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