ピアノ・クラシック雑誌の発売日を忘れがちな私のために
年末にバックナンバー注文をしていた月刊ショパン12月号が、先程届いた。実は、ショパン1月号のバックナンバー欄を見ていたら、12月号は「第15回ショパンコンクール全ドキュメント」なる強力な特集が組まれていたではないか。なるべく楽器店を訪れたら、その都度音楽雑誌コーナーもチェックして、気になる特集記事があればその都度買っていたのだが、月刊ショパン12月号を店頭で見ることはなかった。あれほど、11月、12月は楽器店に足を運んだはずなのに、なぜだ。特集が特集だけに既に売り切れていたのだろうか。なにしろ、表紙はあのコンクールの覇者ラファウ・ブレハッチ氏である。早速届いた12月号をパラパラパラっとめくると、ボリューム満点のショパンコンクール特集記事が目に飛び込んできた。冒頭はそれこそアイドルグラビアのごとく写真・写真のオンパレード。ページが進めば、ワルシャワの観光案内パンフレットのごとく、ショパンゆかりの場所が紹介されていたり。思わずこれはショパンコンクール写真集か、と思いそうになってしまったが、いやいや、それはほんの一部。入賞者たちのインタビュー記事や予選から本選までの全ドキュメントがたっぷり掲載されていて、読みごたえは十分だ。審査員やコンクール出場者たちの言葉から、それぞれの立場における「ピアノ魂」「ショパンへの思い」も感じられる。つまり、ショパンコンクール総決算的な特集だったわけである。また、誌面の「21世紀に弾きたい名曲シリーズ」の最終回はショパンのソナタ第3番。何時の日か(とんでもなく先だが)譜読みだけでもしてみたい1曲ゆえ、この曲の楽曲分析は嬉しかった。というわけで、本来ならば11月下旬に手に入っていたはずの雑誌を今頃になって読んでいる私であるが、これも、ピアノ雑誌の発売タイミングをきちんと把握しておらず、なんとなくブラリと楽器店に行った時にだけチェックしていることに原因があるのか、と反省。現在、月にどのくらいのピアノやクラシック音楽雑誌が販売されているか、これを機会に把握してみようと調べてみた。【ピアノ雑誌】・ムジカノーヴァ (音楽之友社) 毎月20日発売 880円 Web・月刊ショパン (ショパン) 毎月20日発売 750円 Web・レッスンの友 (レッスンの友社) 毎月18日発売 700円 Web・月刊ピアノ (ヤマハミュージックメディア) 毎月20日発売 500円 Web・ピアノライフ (ヤマハミュージックメディア) 奇数月20日発売 780円 Web・ピアノスタイル (リットーミュージック) ムック(年6回発売) 1,050円 Web【クラシック音楽雑誌】・音楽の友 (音楽之友社) 毎月18日発売 970円 Web・レコード芸術 (音楽之友社) 毎月20日発売 1,250円 Web・クラシックジャーナル (アルファベータ) 偶数月20日発売 1,470円 Web・モーストリー・クラシック (産経新聞社) 毎月20日発売 1,000円 Web・音楽現代 (芸術現代社) 毎月15日発売 1,100円頭に浮かんだものは上記くらいしかなかったのだが、ピアノやクラシック音楽雑誌って他にもまだまだあるだろうか。こうやって改めてみていると、これまで「ムジカノーヴァ」と「月刊ショパン」は特集に惹かれて買うことが多かったものの、他のピアノ誌はあまりチェックしていなかったことに気付いた。表紙をざっとみて、なかなか惹かれる特集に出逢えなかったことも事実だが、もう少しよく見てみることにしようかな。更に気付いたのは、各雑誌の発売日をみると20日前後に集中している、ということだ。よし、これからは毎月20日過ぎに楽器店をチェックすることにしよう。◆ ◆ ◆ ◆ ◆午前中は、乾燥洗濯機に発火可能性があるというリコール処理のため、ようやく修理してもらった。よくよく話を聞いてみると、我が家の可愛い洗濯機には、今回のリコールの他に1年程前にもう1件のリコール案件(これも発火可能性につながる内容)があり、ビックリ仰天。今回の修理の際に、そちらも一緒に修理してもらったのだが、いやはや、全く知らなかった。パソコンやソフトウェアなどはユーザー登録することで、様々な情報がメールやDMで送られてくるが、家電製品の場合はいちいちユーザー登録することもないため(って、そもそもユーザー登録なんてあったっけ)、日頃からきちんとニュースなどに耳を傾けていないと、気付かないうちに使用している機械がリコール対象なんてこともあるかもしれない。最近、市場に製品が出てから、トラブルが発見されたケースが多いような気がしてならない。----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】●ブラームス51練習曲 #07~#10,#16abc#07(3度を4-1,5-1指で)#08(アルペジオ)#09(指広げ)#10(5指押さえ指均一)#16a(4指押さえ指均一),#16b(3指押さえ指均一),#16c(2指押さえ指均一)(→16cの2指押さえはやはり難しい。つい別の指まで押さえてしまったり・・・)●全24調4オクターブスケール●クラーマー=ビューロー60練習曲 #23,#24#23:音型に合った腕と手首を使う練習。弾きこみ段階。あともうひといき!明日か明後日で終了予定#24:音型に合った腕と手首を使う練習2。本日もゆっくりテンポで進行に慣れる。及び、リズム変奏練習で音ムラ改善をはかろう。勿論、左進行もデコボコにならないように気をつけて。11~12小節において、左のオクターブ分散進行が11小節最初のみパターンが異なる点、間違わないように(上下上 下上下 下上下 下)。12小節の右2固まり目、AではなくA#。●バッハ フランス組曲第1番 アルマンド,クーラントアルマンド:弾きこみ段階。11小節の2拍目トリルでまだその奏法にミスが生じることがある。弾いて慣れろ。クーラント:1~2小節の指保持、いまだクリア出来ず。また、弧線付きトリルは全て無視して、進行に慣れる最中。●ショパン 24の前奏曲 Op.28 #16#16:テンポ116→120→126の3パターンで通して練習。その後、メトロノーム無しで。指運びがいまひとつな箇所が数カ所見られるため、手先だけでなく手首や腕などを駆使して。●ショパン ノクターン第13番 Op.48-1通し練習及び後半中心練習----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10(両手),#8,#22(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型),#20(左分散音型)●ショパン 24の前奏曲 Op.28-1,5,7----------------------------------------------------