住まいの学習塾に参加
数週間前にヘーベルハウスのホームサービス課から1通の封書が届いた。「住まいの学習塾」の案内である。つまり、住宅のメンテナンスについていろいろ教えてもらえる機会なのだ。これは是非とも参加しなければと思い、早速申し込んでおいた。というわけで、この日は朝から住宅展示場(学習塾の会場)へ。我が家を含めて6組の家族が参加である。■フローリングのワックスがけの話のはずが床材塗装の話に??まず最初はフローリングのワックスがけについて話を聞く。今までのワックスをきちんとはがしてから、新しいワックスを薄く塗っていく、ちょっと失敗したなと思ってもその場で上塗りしない、等といった内容だが、まぁこれはこれまでワックスがけをしたことがある人ならば特に目新しい情報でもないだろう。しかし、それよりも我々を含めた数家族を驚きの渦に巻き込んだ内容が次の一言。「今回参加されましたなかで、××様、▲▲様、●●様、○○様のフローリングにつきましては、クリスタル塗装された床材なので、5年程度はワックスの必要がありません。ワックスはかけないでください」えっ??クリスタル塗装?初耳である。しかも、名指しされた中に我が家も含まれているではないか。ハウスメーカの営業さんも、そして工事担当さんも、そんなことは一言も言ってくれなかったのだが、カタログに掲載されていたか?周囲を見渡すと、ほぼ我々と同じような反応らしく、どうやら事前にクリスタル塗装の床材の説明など受けていないようだ。更には、引き渡し前に工事担当さんが確かに「ワックスをかけておきます」と言っていたのを記憶している。本来、ワックスが必要ない床にワックスをかけてしまったということ??謎が謎を呼び、結局この件に関しては後日、個別対応となったのであった。(そういえば我が家の床は、既にワックスが一部はがれかけているような箇所が見受けられたりも・・・)■バスルームのお手入れ次にリビングから場所を移してバスルームへ。当日の会場となった住宅展示場のバスルームがTOTOだったため、同メーカを採用した我が家としてはメンテナンスの説明も非常に気になるところであった。まずは排水口のお手入れから。蓋を外し、髪の毛ネットを外し、更に排水筒を外し・・・と、パーツが次々と外されていく。日々の掃除の際に、こまめに髪の毛を取り、排水口周囲を中性洗剤で洗ってはいたものの、まだまだ掃除の仕方が甘かったのか、私は。>シャンプー等を置くカウンターも、入浴後に必ず水をかけて雑巾で拭き取らないと白い湯跡が残ってしまうので要注意とのこと。(既に我が家のカウンターにも軽い湯跡が残ってしまい、これがなかなか落ちない)とにかく換気は重要、水分の拭き取りもこまめに行うにこしたことはない。■キッチンのお手入れキッチンの説明をしてくださったホームサービス課の担当さんは、なんといっても話上手。まるで、秋葉原の実演販売かのごとく、テンポ良い話っぷりに感動してしまった。って、かんじんの内容のほうだが、キッチン回りの汚れ落としの基本は「つけ置き」だとか。タワシやスポンジでゴシゴシこすっても無意味な労力に過ぎないから、とにかくつけ置きしなさい、と力説していた。そしてガスコンロのお手入れには、なんとカッターナイフが登場!。但し、汚れの落とし方にはコツがいるので、実際に手ほどきを受けたうえで実践された方がよさそう。というわけでこの場では割愛させて頂くことにする(私の下手な説明のせいで、コンロに傷が入ってしまっても責任とれないのでどうぞお許しを)。その他、玄関のドアクローザーについても説明を受けた。ちなみにドアクローザーとはその名のとおり、ドアを閉める装置であり、閉める速度を調整することができる。よって、急激にバタンと閉まることなく、ゆったりと静かに閉まるように調整されているのではないだろうか。そんなドアクローザーがついた玄関ドアの場合は、「決して無理なチカラでドアを閉めようとしてはならぬ」ということだ。ドアが閉まる動きが遅くて我慢ならぬご家庭は、クローザーを調節することで速度を変更することができる。というわけで、その方法を実践をまじえて紹介。そしてお土産として頂いたのは、シリコン潤滑剤、吸水スポンジクロス、ミニカガミみがき、サランラップとジップロックであった。この吸水スポンジクロスあたりは、バスルームの水滴取りに活用できそうだ。