カテゴリ:村上春樹さんの短編を読み返してみよう
おはようございます、ひなこです。
グーグルニュースの明日のシドニーの最高気温、41度になってましたが・・・。 というわけで、暑いので食欲もなく、スイカなんかを食べていたら”ザ・夏バテ”という感じになってきたので、昨日はニラたんまり入り餃子を作って食べました。お、美味しかった! もうずっと前の話ですが、中国人の店で初めてニラを見た時、「これ、ニラだよね?」と思ったのですが、100%確信できませんでした。でも、漢字で「韮」って書いてあって、「おおお、ニラだよおお」と感動したもんです。 本日の短編は、「シェエラザード」です。 ひなこは、シェへラザードって覚えてましたが、千夜一夜物語で物語を語ってくれる女性ですね。 この短編では、理由はよくわからないのですが、一人の男性がどこかに軟禁状態のようになっているようで、そこにお世話係としてやってくる女性がシェエラザードのようにお話してくれるのです。 彼女が高校時代、学校をサボって、当時好きだった同じクラスの男子の家に誰もいない留守を狙って、不法侵入する話なんですけど、こりゃ犯罪だせえ。 ストーカーだぜえ。 怖い、怖い。 ここから、「走ることについて・・・」の話。 村上さんは、マラソンだけではなく、トライアスロンもされているそうです。 で、トライアスロンの自転車には、ブライアン・アダムスの曲のタイトルである『死ぬまで18』というステッカーが貼ってあるそうだ。ジョークとして。 村上さんは普段は知らない人とすぐ打ち解けたりはできない性格なのだそうですが、トライアスロン会場では、見ず知らずの他の参加者たちと妙な親近感、連帯感を持ってしまうそうです。 オーストラリアの今の前の首相、トニー・アボット氏(カナダのことをカナディアと言った人)もトライアスロンやってましたねえ。あの人と仲良くなれるというのは、ちょっと、ええ?!と思ったりします。 それから、「年を取るということは、若くして死ぬということを逃れた者だけが持つ名誉ある特権である」 (英語からひなこが訳していますので、本来の村上さんの日本語は全く違うかと思います) という一文がありました。 すっかり忘れていましたが、これを読んで思い出しました。 私の高校で、毎年マラソン大会があったんですけども、私が高2の時、1年生の女の子が亡くなったんです。 体育系の部活の人たちは、○○部は上位30位に何人入ったみたいな競争をしていたとかで、新入生に「ほかの部に負けるな!」とハッパをかけていたらしいです。その女の子もテニス部かなんかだったはずです。 ひなこは、文科系の部活だったし、長距離は大嫌いだったので、適当に歩いたりしてましたが、きっとその子は真剣に走り過ぎたのではないのかな。 もし、その子が生きていたら、今51歳ですけど、彼女には年を取るという経験は与えられなかったわけです。 そのマラソン大会以前は、ひなこが体育のマラソンの授業中にタラタラ歩いていると、体育の恐ろしい先生に「こら!ふゆの!歩くな!走れ!馬鹿もん!」と怒鳴られまくっていましたが、高3になると、「無理するなよー。つらくなる前に歩けよー」と先生も腫物に触るような対応に変わりました。 その風向きの変化を敏感に察知して、当然のように高3のマラソン大会は「体調が今一つ」と理由をつけて走りませんでした。友達も不参加でした。 でも、担任の先生も何も言いませんでしたねえ。 あの時は、すごく衝撃的な出来事だったのに、すっかり忘れていた自分に驚きました。 安倍夫妻はインドネシアに行ってしまった模様です。 遊びに来ているわけではないけれど、「コアラ見たかったな」とか少しは考えたりしないのだろうか、と凡人の私は思ってしまいます。 インドネシアの後はベトナムだそうです。 では、ご機嫌よう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年05月05日 08時59分16秒
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