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2017年05月01日
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おはようございます、ひなこです。

1984年2月28日、火曜日。

この前夜、一緒に観光した方が、ロンドンへと列車で旅立ちました。
その後は、ヨーロッパへ渡る予定とのこと。

一方、ひなこは、彼を見送るため、ウィンダミアの駅に行くついでに、自分も湖近くのB&Bから、駅近くのB&Bに移りました。
そして、この日、リヴァープールへ行くつもりでいました。
ビートルズの出身地だから、行ってみようかと思ったのです。

昨夜移動し、宿泊したお宿がこちら。
カードが今までで一番かわいい。


ところがですねえ、朝ごはんを食べている時に、ここの宿主のおじさんが、「これからどこ行くの?」なんて世間話をし始めて(ちなみにこの朝ごはんの時、初めて、オレンジ・ジュースとグレープフルーツ・ジュースと言っていることを聴きとりました。よし、これからは、グレープフルーツ・ジュース飲んでやるぞ!と思ったんですが、ロンドンの安宿では、そんなジュースはもう出てきませんでした・・・)
私が「リヴァープール行くの」と言ったら、「リヴァープールは今、街全体がストライキ中で、すごく危険だよ。軍まで投入されてるんだよ。絶対行っちゃだめ!」と止めるのです。
「なんだって、リヴァープールになんて行くんだよ?」
「だってビートルズの出身地でしょ」
「でも、ビートルズ、今現在はリヴァープールに住んでないでしょ?意味ないよ」
なんて言われて。

出鼻を挫かれ、列車に乗った後も、「どうしよう、どうしよう」と悩んでいるうちに、ロンドンに着いてしまいました。

ロンドンの多分、ユーストン駅だったのかな?
列車を降りましたけど、田舎から出てきて、突然すごい人の波を目にし、グラスゴーで味わった気分の100倍ぐらいの「ど、ど、どうしよう?!」感。
この世にひとりぼっち、というとんでもない孤独感に襲われました。
そこで、ロンドンを発つ時に渡された電話番号に電話をしたと思います。
それで、「ロンドンに戻りました。元気です」などと少し話して、体制を立て直し、まず、駅の本屋で買ったのが、『ロンドンAtoZ』というロンドンの詳細な地図と、音楽新聞『NME』でした。
さて、これからどうするか。
まずは、今夜の宿を探さねばなりません。
田舎だったら、駅前のツーリスト・インフォメーションで助けてもらっていましたが、生き馬の目を抜くロンドン。(本当にそういう気分だった)
そういえば、日本からロンドンに着いた初日に、空港にお迎えに来てくれた人から、色々な割引券とかもらったよなあ。あの中に、安宿の割引券もあったっけ。
と、そのチラシを頼りに、そこまで歩くことにしました。頼みの綱はA-Z。
ロンドンの地下鉄だのバスだのには、乗る勇気がなかったのです。
でも、飛び込みじゃなくて、駅の公衆電話から一応電話はかけたのかな。2泊空き部屋ありますか?って。
そうじゃないと無謀ですよね。
かなり歩いて、満室じゃあねえ。

そうなんです。すっごい長い距離を歩いたんです。
でも、まあ、観光客ですからね。
街を歩くというのも、良い経験です。

そして、たどりついたのが、こちら。


ここには2泊しました。

では、ご機嫌よう!





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最終更新日  2020年04月04日 07時45分07秒
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