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2019年05月05日
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カテゴリ:ザ・クラウン
おはようございます、ひなこです。


MUTRIMONIUM、これは多分ラテン語ですよね。ひなこ、教養がなくてラテン語まで知識がないですけれども。

1959年。ベルギー、ブリュッセルのタウンゼント。
そしてロンドンのマーガレット。服を着たまま寝てるがね。相変わらずの乱れた生活ぶりがうかがえます。
メイドが持って来たトレイには、お水とお手紙が。アスピリンをを2錠服用。
手紙の中にはタウンゼントからの手紙もあります。
「あら?」っという感じから、慌てて封を切りむさぼるように読みます。
すると、他の女性と結婚しますという報告でした。
あああ。
マーガレット涙。そして物に当たり散らして、花瓶なんかをド派手に床に落とす。
物にあたるのは、良くないね。

アンソニーが自分の写真展を開く予定のギャラリーで会っているマーガレット王女とアンソニー。
マーガレット「今朝、手紙が来たのよ」
アンソニーは「あいつはボウ(アホ)だ。パジャママンだ」とか悪口を言う。
マーガレットは「彼はボウじゃないわ!」って反論してましたけど。
マーガレット「相手は19歳よ!」
へっ?
確かタウンゼントはマーガレット王女より16歳年上だったよね。じゃあ20歳以上年下を見つけたんですか?!

写真展がオープンする時間なので王女は裏口から帰ろうとするんだけど、ギャラリーがガラス張りなもんだから、外に待機している記者に丸見え。
すっごい数のパパラッチに追われる王女。

母とレストランで待ち合わせて、食事を取るアンソニー。
母が来る前に、自分が絶賛されている新聞記事の切り抜きのスクラップブックをさりげなく母の席の前に置いたりして、屈折ぶりを見せる。
母登場。
「遅れてごめんなさい。あなたのブラザーがほにゃらら」
アンソニー「ふん、僕のブラザーね」
この時ひなこは、まだ状況を飲み込めずにいたので、出来の良い兄でもいてアンソニーはコンプレックスでもあるのかな、と思ったのですが、どうやらアンソニーの実父は亡くなっていて、母は結構上流階級の人と再婚しているというのが後でわかりました。
なので、ここで言われているブラザーって言うのは、父親が違う弟のことでしょう。
アンソニーはもしかしたら寄宿学校なんかに追いやられて、新しい家族の邪魔者だったのかもしれません。だから弟に対しても、自分の兄弟なんて思ってなかったんでしょう。

アンソニー「結婚のことなんだけどね」
母「断られたの?」
アンソニー「反対だよ」

ここからアンソニーの淫らな女性関係(男性関係もか)が暴露されていきます。
アジア人のダンサーとか、友人と彼の妻とアンソニーとか。こんな人と王族が結婚していいんでしょうか?

クイーンマザーがテレビでアシカかなんかを見ている。
マーガレットは憔悴した感じで、黒いコート姿でお出かけしようとする。
すると、玄関前にアンソニーが例の原付バイクに乗って待っている。
バイクで二人乗り。後ろから車が追っかけてくる。

アンソニー、マーガレットにプロポーズ。

マーガレットは女王に報告。
こんな奴よりタウンゼントと結婚した方が良かったよねえ。あの人王族に仕えていた身だし、王家のこともよく理解してたんだから。

アンソニー、母に電話するも、召使が「レイディーほにゃららはお休みになられております」と切っちゃいます。でも後ろにお母さん映ってませんでした?
お母さんに居留守を使われた?

マイケルはマーガレットの結婚に苦い顔。

女王とマーガレットがランチかな、一緒に食べてます。
マーガレット「短い声明を出すわ!」
女王「いいんじゃない。でもちょっと待って欲しいの」
マーガレット「何故よ」
女王「赤ちゃんが」
マーガレット「誰の?」
女王「私よ!発表は6か月遅らせて。そのかわり私達が賛成しているというのを知らせるためにパーティーを開くわ。ピーターの時は何もしなかったでしょ」
マーガレット「何もしてくれなかったわよ、ピーターのためには!」

例の友達夫婦と3人でテレビを見るアンソニー。なんなんだか。

女王のお腹が大きくなった。妊娠について質問するフィリップ。

パーティー。
トニーを紹介する王女。
トニーの友達は、新しい世代の平民なので(というか類は友を呼ぶって感じか)とても行儀が悪く女王はムッとする。
そして、トニーが女性と話しているのも女王は気づく。
例の友達の奥さんですね。アンソニーに「妊娠した」と告げています。
夫の子ではなく、アンソニーの子だと確信している様子ですから、いやはやこの3人なんなんだか。
フィリップと女王は、若い世代に唖然としています。
フィリップは「僕の祖父は王だった。僕の父は王子だった。マーガレットはなんだってこんなどこの馬の骨かもわからん奴と結婚するんだ!あいつの父親はだたの・・・」・・・と指さして興奮し叫び、立ち去る。
クイーンマザーは、しっかりパーティーを楽しんで、皆とダンスしたりしてます。

引退したはずのトミーがやって来た。
「あの方は、そのー、欲望のままに生きておられるというような生活をされておりますので」と言葉を濁す。
「お仕事は良い仕事をなされているようですが」
意を決して「最低でも3つの親密な関係があります。アジア人のダンサー、元アシスタントの女性、そして○○(男の名)それに加えて彼の妻」
女王「その女性の写真はある?」
トミー「はい」
女王が写真を受け取ると、それはパーティーで一緒に話しているのを見かけた女性でした。

女王が産気づく。
助産婦軍団が宮殿に到着。
フィリップは友人とスカッシュ中。
そうか、スポーツっていうのは、元々金持ちの暇な人達が暇つぶしにやっていたものなんだ。

お医者は男性。
マクミランやその他の男の人達が祈っています。

女王は麻酔で眠らされています。(私、次男をこれで生みました)
3人目の子、男児誕生。
ラジオで息子が生まれたニュースを聞くフィリップ。
1960年2月19日だったそうです。
私まだ生まれてないですからねえ。エリザベス女王ってすっごく年上の人なんだなって改めて思いました。

外ではお祝いの空軍ジェット機が沢山飛んでいる。
宮殿前には人だかり。

マーガレットが来た。
マーガレット「名前は?」
女王「ジョージは沢山いるし、アンドリューにしたわ。フィリップのお父さんの名よ」

女王「本当に結婚相手はあの人でいいのかしら。愛は盲目よ。これはピーターへの復讐のつもりなの?あの人は、複雑な男性よ。複雑な過去を持っている人。今だって複雑なのかもしれないわ」
女王はほのめかすだけで、本当のことは言えません。
マーガレット「私は現代の女よ。自由なのよ」
女王「称号を捨てて、今手にしている優位な状況を捨てて、透明人間になるのが望みなの?」

マーガレットの結婚式はテレビ中継されます。
テレビの白黒映像は当時の実際の映像のようだ。
アジア人のダンサー、お腹の大きな例の女性。
マーガレットの父親は亡くなっているので、フィリップが父親代理役。
昔のテレビってこんな形だったんだな。

車で母と式場に向かうアンソニー。
「これで僕のこと誇りに思ってくれる?僕を愛してくれさえする?」
母「あなた、まさかこれ全部を私のためにしたわけ?」
母親の愛に飢えた男の子って感じです。

実際の結婚式の映像はなくて、真っ暗な画面の中、声だけ王女の「I will」という誓いの言葉が流れます。

あー。将来が明るくない1960年のマーガレットの結婚のお話でございました。

続く。





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最終更新日  2020年01月07日 08時12分06秒
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