2023/01/21(土)08:58
ビーの話 群ようこ
おはようございます、ひなこです。
昨日コロナワクチンの二回目を打ちました。
全く、副反応はありません。
ちょっと腕が痛いかも?くらいです。
表紙から分かると思いますが、ビーという名前の猫の話です。群さんの飼い猫ではありません。
1999年7月に単行本が発行され、私が読んだ文庫は2001年12月に発行されています。
巻末に鼎談(ていだん: 三人が向かい合いで話をすること。またその話)が載っていて、初めてエッセイの登場人物が誰かが分かります。
先ず、安藤由紀子さんという方が、動物を飼うつもりなんてなかったのに、成り行きで子猫を貰うことに。それが、雄のビーです。私は違いがよく分かりませんが、シャム猫?トンキニーズ?
ところが、彼女が喘息になり、もたいまさこさんが、部屋ごと猫を引き受けることに。
つまり、安藤さんがお引っ越しして出ていった部屋にもたいまさこさんが引っ越してきて、猫は引っ越さずそのままの場所で、飼い主だけが変わったというわけです。
で、このマンション、ベランダが隣と繋がっていて、人間は行き来できなくとも、体の小さな猫のビーちゃんは隙間から隣の家に勝手に入ったりしたこともあったそうで、隣が空いたのでそこに群ようこさんが引っ越してきて、ビーちゃんは2つの部屋を自由に行き来しているのでした。
あとは、近所の野良猫の話とか、友達の猫の話とか、とにかく全部猫の話です。
2021年の今読むと、避妊手術の徹底とか飼い猫を外に出さないとか、今の常識とされていることとは結構違い、時代の流れを感じました。
この本を読み終わって、ふと窓から外を見たら、黒猫がいました!
ビックリしました。
どうやら怪我をいているようでしたが、走っていったので何もできず。
元気にサヴァイヴできればいいのですが。
ご機嫌よう!