カテゴリ:アガサ•クリスティー
おはようございます、ひなこです。
![]() 一応なるべく、クリスティー作品を最初から順番に読んでいるんですが、1930年に書かれた戯曲「ブラック•コーヒー」を読んでないと気付き、図書館で探しましたが、この小説版しかなかったので、こちらを借りました。 なんでいきなり、1997年?と思ったら、小説化したのは、チャールズ•オズボーンという人なんだそうです。 本の表紙には名前もありませんが、表紙をめくると、(チャールズ•オズボーン小説化)と、アガサ•クリスティーという名前の下に括弧書きで書いてありました。 著作権の英語表記のところにも、Adapted as a novel by Charles Osborne と書いてありますが、あくまで影武者という扱いのようです。 晩餐後、科学者サー•クロード•エイモリーは家の者を集め、「この中に極秘書類を盗んだ者がいる」と叫んだ。部屋を暗くしている間に書類を返すことを彼は勧めたが、明かりがつくと殺されていた。彼から国際的大問題について相談したいと言われていたポアロは、真相を追うが。巧みな構成による、同名戯曲の小説版 先入観があるからかもしれないけど、やっぱり本家とは違うような気がしなくもないです。 あと、これ、誰が犯人かわかるように書いてありますよね。 いいのか、これで、元々は戯曲だから。(演技者の動作をト書きで書いてあるものだから) というわけで、誰が犯人か分かって読んだので、楽しみも半減でした。 ご機嫌よう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年08月15日 17時57分10秒
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