ふゆのひなこのブログ

おはようございます、ひなこです。


2021年は、コロナ禍で、デイサービスの外出するレクリエーションなどは全くなかったのですが、2022年の春は、久々に再開され、お花見🌸がありました。
私より父の方が楽しんでないか？の気分でしたが、本人は、桜を見に行ったことも覚えていないようでした。

そして、ふと気付けば、介護生活も早１年が過ぎました。
毎月家にいらっしゃるケアマネさんに、「こんなに長く日本にいるとは思ってなかったんですー。だって、１年半前に、いつどうなってもおかしくないって医者に言われたんですよ？だから焦って戻ったんですよ？」と愚痴ると、「死ぬ、死ぬ詐欺ってやつですよ。もう末期の癌で死ぬ、死ぬ言いながら、ずっと生きてる人もいますからね」と。
多くの老人と接してきているケアマネさんから、「ふゆのさんは長生きしそうな気がする」と言われ、おののきました。

しかし、体調が、あるいは認知症が、良くなることはないので、足が破裂しそうなほど腫れたり、心房細動と診断されたり(薬は腹部大動脈瘤に悪いので出しませんと医者は放置)、毎朝ご飯前に熱と血圧を計っていたんですが、血圧がとっても低くなってデイサービスでお風呂に入れてもらえなくなって高血圧の薬を一時的に止めたり、次から次と、もう良いとこないぞー状態。

とても、攻撃的になることもありました。
特に、男の人には攻撃的になるようでした。
一度、ラジオで星野源さんの歌が流れたら、「なんだ、こいつは。こんな変な歌を歌いやがって。馬鹿者が！」なんて怒鳴りだしたことがありました。
とんだとばっちりの星野源さん。申し訳ありません。
そして、何故か、タモリを目の敵にしてました。サングラスをかけているから？意味不明。私は好きです、タモリさん！

何よりも困った、弊害があったのが、レビー小体型の特徴である、幻視、幻覚や妄想、幻聴でした。
昼間に起こるのも、とても不気味でしたが、１番困るのは夜寝ないで騒いだりされると、私が寝れないことでした。
父には、「寝ない時はこれを飲ませるように」と弱い睡眠導入剤が頓服として処方され、メラトニンを出す薬なども処方されていました。
で、薬を飲んだ父が寝ても、私の方は目がさえて寝れないので、しまいには、認知症専門医に、「本当は医師としてこういうことは言っちゃいけないんだけど、お父さんに睡眠導入剤を飲ませたら、あなたも飲んで寝なさい」と言われるまでに！
でも、このことを夫に言ったら、飲むのを止められたので、飲みませんでしたが。

これがいつまで続くんだろうと、先の見えない日々にゲッソリしていたものでした。

続く

ご機嫌よう！