テーマ:今日のこと★☆(103984)
カテゴリ:日々の生活
講演会に行ってきた。 英訳の「のはらうた」ができたという記念の講演会 という様相だったかも。 訳したエリオットさんは、谷川俊太郎氏の詩も訳している人で 2005年に「耳をすます」の朗読も 同じ朝カルで聞いたのだった。 サインをもらった本を見てみたら、 ブログを始める前であった。 工藤さんの朗読は見事だった。 たとえばフクロウの詩を読むのに、 今のは60歳をずっと過ぎたオジサンのフクロウ。 今度はもう少し若いふくろうね などと言いながら 読み方も声音も変えるのである。 小学生が大喜びしたという話だが、 中学一年でも、十分大喜びしそうである。 教科書のその単元は、もう終わってしまったのであった。 その辺の設定を考えさせながら朗読させたら、 もっと楽しいものになったろうな と思った。 教科書の作品であったので聴きに行こうと思ったのだけれど、 本当に楽しい講演だった。 アニミズムではないけれど、あらゆるものに心があって、 もし自分が〇〇だったらこう思う、ということが 乗り移ったように思いつくのだそうだ。 そしてその工藤さんが敬愛するという蔵原伸二郎さんの詩も そのエリオットさんが訳したとかで紹介されていた。 日本語の詩と英訳した詩を交互に読む という形だったのだけれど 私にはやや英語の部分が難しかったかも。 でもとても楽しかった。 こんなふうに年を重ねたい と一緒に行った友達と話したのだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年05月14日 20時36分39秒
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