2012年08月22日

ものすごくうるさくてありえないほど近い

カテゴリ:映画・読書


  


  豪華な出演者たちが、しみじみと良い作品に仕上げていたと思う。
  9.11での父の死を受け入れられない少年が、
  それでもその死と向かい合い、遺品の鍵に合う何かを探そうとし始める。

  とても繊細な少年で、狭いところも地下(鉄)もバスもイヤで、
  探そうとする場所まで歩こうとするのである。


  仏教の話だったか、
  亡くなった子を生き返らせてと嘆く母に
  「死者を一人も出したことのない家から芥子粒を一粒もらっておいで」
  と お釈迦さまが話す という話を思い出した。

  
  一人だけで嘆いているうちは、心の中の悲しみは癒えることが無い。
  人と会って、話すこと。
  いろいろな人に受け入れてもらうこと。
  そういうことを自分から始めようとすること。
  それが、立ち直っていく道なのだと思う。

  終盤でいくつかの仕掛けが明らかにされるが、
  それも含めて、感動した。




  

  





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最終更新日  2012年09月01日 23時03分19秒
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