2010/07/21(水)07:19
吉田うどん
河口湖と山中湖の中間に、富士吉田市があります。
この富士吉田には、名物の「吉田うどん」のお店が、がなんと60店
以上もあります。
「のれんの無いうどんやさん」(看板もありません)の座敷。
吉田うどん(吉田うどんではかけうどんに相当)これが基本。
普通のうどんとは違い、少し黒い色をしています。手打ちです。
箸で挟んでも硬く曲がりません。うどんを持つ手にも力が入ります。
吉田うどんの特徴と条件
1、コシと言うより硬くて極太の麺です(あごが疲れるます)
噛めば噛む程うどんの味が出てくるのだとか・・
2、具に、茹でキャベツが入ります(これが吉田の基本)
3、薬味は唐辛子・ごま・ラー油を練ったものを好みで入れます)
4、基本の汁は、かつおだし(醤油と味噌を混ぜたお店もあるよう
です)
5、家族で運営するので、どのお店もセルフサービスが基本
6、その分、値段が安いこと(茹でキャベツ入りのかけうどん)が、
平均350円~400円
7、色々な具のトッピングも用意しているお店もあります。
8、自宅の座敷を利用したお店が多いようです。
9、肉を入れたうどん店もありますが、その場合の肉は桜肉
(馬肉)が基本。
10、営業時間は午前11時~午後2時までと営業時間が短い
暖かいうどんと冷たいうどんがあります。
中には、よほど自信があると見え、2種のうどんだけで勝負する
お店もあります。今回訪問したお店がこれ!
今回は、「のれんの無いうどんやさん」に入りましたが、看板が無く
ても、開店前から多くの客が並び、人が途絶えることはありません
でした。
いよいよ開店の時間、お店には入ると暖かいうどんにするか、冷たい
うどんにするかを決め、先ず注文。出来上がりを待って座敷のテーブルに座ります。
駅の立ち食いのようなシステムです。
吉田うどんには、マイスター制度と言うのがあり、全店制覇した人を
うどんマイスターとして認定する制度があります。
認定には、全店の店舗写真と食べたうどんの画像(2点)が必要になり
ます。
日曜日はどのお店も定休日。これでは全店制覇するのは厳しい!
正直美味しいとは思いませんが(汁は抜群に美味しい)一度は体験
してほしい風変わりな吉田うどんです。
TVの旅番組でよく紹介されます。うどんマップでは迷ってしまいます。
吉田うどんの人気店ランキングもありますので、こちらの口コミを参
考にされるのもいいかと思います。
参考:富士吉田に「北口本宮浅間神社」がありますが、ここの水は、
甘くて実に美味しい。
但し、水の持ち帰りは出来ません。
富士山麓の道の駅等にある湧水は滅菌処理がなされるため、水が美味
しくありません。