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2011/03/20(日)23:35

神奈川も陸の孤島

夜間の計画停電を金曜日に体験しました。 この一週間は計画停電に翻弄され、ほとんど仕事になりません。 計画停電が予定通り実施されなかったり、住居や会社がどの停電グループに属するのかいまだに 混乱しています。 地震以来、職場では地域のFM放送を頼りに仕事をしています。 初めての夜の計画停電が実施(午後6時~10時)された夜、毛布に包まって復電を待ちましたが とても長く感じました。 灯りは懐中電灯。携帯のワンセグを長時視聴するのもつらい。 次に、電子辞書(7インチの液晶)の灯り、これがいい具合に・・。しかし間もなくするとPCと同様に、省電力モードに切り変り画面が消えてしまいました。いい照明だと思ったのに・・。 車に12ボルト電源で使用するDC-ACコンバータがあるので、AC100ボルトでも容量の小さいものなら使用が可能で、緊急時充電器用に重宝してます。 幸い、エネループが8本あり助かりましたが、単一乾電池の大型懐中電灯は、しょぼい光で使い物になりませんでした。 防災に対する意識を考えさせられました。 最近、オール電化を勧める業者が多く、いいことづくめの話でしたが、こんな時どうするのでしょう。 出来上がりの惣菜やインスタント食品に飛びつくしかないでしょうね。 原子力への信頼が大きく低下し、海外への展開も終わりですね。住民への信頼を取り戻すのはもう不可能でしょう。八ッ場ダム発電ダムとして復活かな。 一方、こんなにすごい地震で事故を起こさなかった新幹線は立派。 この一週間、TV各社はどれもこれも同じようなニュースを流す。各社毎にヘリを飛ばし、被災地 の救護活動の妨げになっているように感じます。 被災地の状況を伝えるということも重要ではあるが、大変なエネルギーの消費になります。 政府によって情報統制されることは危険だが、民放各社が情報を共有し、共同放送でもいいのでは ないでしょうか。 神奈川は交通の利便や水資源にも恵まれ、これまで住みよいところであったと思ってきたが、今回の災害でこれまでの住みよい街を一変させた。 東北の地震⇒新潟⇒静岡と連続で大きな地震が発生。携帯の地震通報が毎日うるさく鳴る。 車を運転している最中に、これがなると白バイに捕まったかと錯覚するような音がします。 誤報もありますが、安全には変えられません。 一日2回の計画停電で電車が動かず、隣りの町にも行けません。電車通勤の人はどうしているのでしょうね? 当然ながら、車通勤に切り替えるしかありませんが。 今日、ガソリンを入れに朝8時から市内を回りましたが、ほとんどのスタンドが完売の張り紙。 ようやく一店営業していましたが、2方向に長い給油待ちの列。全容はわからないが、私が並んだ 方向は、約500メートルくらいの列。 8時15分から並んでようやく給油ができたのが12時。 その間アイドリングストップ。あまりにもその回数が多いので、車の動かし方がわからなくなって あわててしまったことも何度かありました(笑い)。 途中、カミさんから他のガソリンスタンドの情報が入る。夜間営業専門のスタンドで、夜11時 ~朝5時までの営業していると言う。しかしガソリンの完売が続出で日々状は変わっています。 諦めずに待った。 しばらくすると店員が販売中止の看板を持って歩いてきたが、幸い後方に行ったので注油が出来ると確信し、3時間半待ちました。この忍耐力も危機感からでしょうか。 色々な方からガソリンスタンドの営業情報を聞くが、日々状況が変わっていますので注意です。 中にはタンクローリーの後を追いかける人もいると言うのだ(真実のほどは?)。 ガソリンの備蓄はあっても、タンクロリーの行先は被災地の東北。 電車は動かない。ガソリンはない神奈川は“陸の孤島”で、被災地と変わりません。 電力不足の場合、他社から電力を購入と言うことになりますが、今回は運悪く、東京電力、東北電力で電力不足に陥っています。 ならば中部電力や、関西電力から融通をつけてもらえればと思うところですが、関東と関西では、電力の周波数が違います。だが変換するための機器の容量には制限があり、中部、関西方面の余剰電力の全てを関東に回すと言うわけにはいきません。 帰りに大型店が集まるショッピングセンターを覗いてみました。 乾電池・懐中電灯類の棚はすべて空っぽの状態!食品では、一時、牛乳やパン類等が品薄だったようですが、現在は十分ありました。 ただ、ヨーグルト、デザート、カップ麺の棚は空っぽの状態。 やはり、停電時の非常食として買占めされるのでしょう。 買占めはしないでと言っても、一日2回(一回3時間)の計画停電では、仕方がないでしょうね。 停電が実施され電車が止まれば、会社に泊まるしかありません。 土曜日は出勤でしたが、電話が少なく静かな一日でした。寂しいね。

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