2020/06/21(日)08:30
2020年ハンゲショウが見頃になりました
お化粧をする草
この時期になると、どういう訳か一部の葉が白くなります。
この白い葉は、葉の組織に葉緑素を欠いているために見られるものだそうです。
1枚の葉全体が白いのではなく、葉の先端部に緑色が残っていて、ちょうど半分だけ化粧をしたように見えるので、「ハンゲショウ」と呼ぶのだそうです。
また、一説には「半夏生」つまり、夏至(6月21日)から11日目(7月2日)前後の「半夏」の頃に、白い葉を付けているのでとも言われています。
花は、6月〜7月頃に咲きますが、花びらもがくもなく、雌しべと雄しべからなる花です。
ハンゲショウ「神奈川県自然環境保全センターにて6月20日撮影」
自然観察園の中にあり、今が見頃です。