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今日はすごく天気がいいな。あったかいや。春が近づいてきたんだって思う。こんなにいい天気だから外に出ればもっと楽しいのに、あんまり寝てないからか昨日のお酒がまだ残ってるのか、僕の足にはその想いが伝わらず家で陽なたぼっこしながら携帯をいじりまわす僕。目が痛い。
僕の部屋は、僕の家の一番北にある。だから陽が射さないんだ。夏は風なんて入ってこないし冬はすごい冷えるんだ。サイテーだぁ。まぁそれでも部屋が与えられただけは感謝してるけどさ。 冬だけじゃなくて、今日みたいな小春日和も結構に冷えるんだよ。おかしいだろ?外はこんなにあったかいのに。だから僕は今、南の部屋にいるんだ。とーちゃんとかーちゃんが寝る部屋。窓の横にはかーちゃんの化粧する鏡台がある。窓を開けたらさんさんとやわらかい日差しが射し込むんだ。 懐かしくも、中学校の時を思い出す。こんな春の日だったな。あれは三年生で、受験があるにも関わらず平気で遊びまわってたっけな。 まだじーちゃんが元気だった。僕にゴム動力の飛行機を作ってくれたんだっけな。いや、僕が作ってってせがんだんだっけ。小学校の時に今はもうなくなっちゃった一色商店街の小さなおもちゃ屋さんで買ったのはいいものの、どうやって作ったらいいのかわからなくって中身も開けずにずーっとしまってあったのを見つけたんだ。 赤とんぼ。じーちゃんは慣れた手つきで作ってくれた。それで僕はじーちゃんの家の横のたんぼで飛ばしてたんだ。犬と一緒に走り回ってたんだ。 これを思い出すと涙が出そうになるよ。だって、だって、今はもうじーちゃんはいないんだ。あの走り回ったたんぼには新しくバロウができて埋められちゃったんだ。今はもう思い出なんだ。変なアニメキャラとセックスする夢なんて見たくないよ。夢でもいいから、あの日の光景がもう一回みたいよ。 でも、あの飛行機は今も僕の部屋に飾ってある。いつかまた飛ばして遊びたい。でも、壊れちゃったら困るから、もう作ってくれる人はいないから、僕はほこりがかぶらないように毎日見てあげるんだ。 やることないからギターでもいじるかな。お酒臭いし外に出れたもんじゃないか お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.03.05 13:31:48
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