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おかみの日記

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カテゴリ:大月あれこれ
 月曜日に役場で、あの有名なゆず飲料「ごっくん馬路村」の仕掛け人の一人

松崎了三さんの講演会があった。


PB260006.jpg

なかなか面白かった。

あえて「なかなか」と言ったのは、実は内容が、

主に役場関係者のための講演会だったからだ。(行くまで知らなかった)

が、それでも面白かった。

どう面白かったかと言えば・・・・

例えば、馬路村の販売製品も出来ていない前から

「まず馬路村を有名にしようと」宣伝をすることとか。

東京モノレールにポスターを貼るのだが、その理由が

「東京に一日10人は高知の県庁から役人が出張する。

だから馬路村は本気だということをアピールする。

すると補助金が降りやすくなる。」

私にしてみるとコロンブスの卵をひっくり返して踏み潰すような発想だ。

普通、ポスターをモノレールに貼るといったらすごくお金がかかるだろう。

それをターゲットを消費者でなく役人(高知県の県庁)と絞るところがスゴイ。

でも時々思うのだが、役所相手にするにはパンピーには解らないノウハウが

ちゃんと存在するらしい。

そして、そのノウハウを知っている人は、ホントに上手に役場から

お金を引き出してくる。

私の知っている人にも何人かそういう人がいる。

ただ、そういう人は役場からお金を引き出すのはうまくても

それ以上の商売となるとイマイチである。

失敗もしないが、ある程度で留まっている気がする。

松崎さんのすごいのは、完全に商売としても成功していることだ。

そして確実にそれは実っている。

すこし話は違うが、イメージだけ作って何もなかった例がこれ。

前にも言ったかもしれないが、隣町宿毛で10年程前

テレビで宿毛市が移住者歓迎の大々的なコマーシャルを打った。

確か、あなたの一歩を熱烈に待っている町がありますとか、

そんなキャッチコピーだったと思う。

でも、私の知っている人で、そのCMを見て、大阪からわざわざやってきて

移住希望ですと宿毛市役所に問い合わせても、何のフォローもしてもらえなかったそうだ。

確かにCMでは、就職を世話しますとも、住むところを世話しますとも言っていないので

ウソをついてる訳ではない・・・・・って、そんな理屈通用するのか?

移住希望者には通用しないぞ。

そんな何にもする気がないなら、初めからCM流すな!!

そんな無駄なことに税金使うな!!

という怒りは置いといて・・・・・・・・

こういうのは、イメージ倒れだ。

話をもどそう。

大月町のイメージを個人レベルで作るのは難しい。

かと言って全く不可能でもないだろう。

何故ならイメージうんぬんしなくても、ここは本当にそのままで

自然が素晴らしいところだから。

最後に松崎さんが好きな言葉。

開高健氏の

「悠々として急げ」

フェスティナ レンテ

私も好きな言葉だ。

あ、あともうひとつビックリしたこと。

松崎氏はホワイトボードに書きながら説明をするのだが、

字も絵もあまりにシュールすぎて全く読めなかった。

こんな読めないホワイトボードは初めて見た。

これは説明のためのボードではなく、何となく調子をとるための

合いの手とか、タバコみたいなものなんだろうなと理解したけど。(笑)

ま、とにかく面白かったです。




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最終更新日  2007.11.28 10:49:35
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