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テーマ:人生の学び(1725)
カテゴリ:人生哲学
森さんの問題
老害とか女性差別だとかの問題と言われてますけど、自分的にはちょっと違う問題があるんじゃないかと思います。 あの年代の人たちって、戦後の貧しい時代から人生がスタートしてて、単一な価値観、つまり貧乏からの脱出の為に頑張る! みたいなことで戦って来た世代なんだと思うんですよね。 その結果、高度経済成長とかが日本は出来て先進国の仲間入りをしたわけですが、その典型が偏差値なんかの考え方なんだと思うのです。 偏差値って勉強に限らず、スポーツでも、それ以外でもあらゆるジャンルで競争とか評価基準の根底にあると思います。 分かりやすく言えば、他人に評価されるための考え方ですよね。 つまり、自分で自分を評価できない人の集団に日本はなっちゃって、その弊害として森さんみたいな頑張り屋さん達など一部の人が結果だして、日本をひっぱってきた訳であります。 何を頑張ってきたとか、そういうところには目を向けず、女性蔑視とかそっちばっかりがクローズアップされていますけど、何か危うさを感じます。 森さんの発言は、そういう世の中の未熟さの裏返しであって、自分たちがあーいう人に頼り切っていたという自覚を持てる人の数はもっと欲しいなぁと。 義務を果たさず権利ばっかり主張している・・・ということを思います。はい。 そもそも、スポーツ界だって、森さんとかボクシング界の山根さんみたいな人がいて日本が世界で戦えていたみたいなことってきっとあるんでしょう。 スポーツはそもそも争いごとだし、選手以外も色々利権を争ってるだけで、そういうことを分かった上で、オリンピックはそもそも必要なの? 日本でやる必要あるの? みたいなことを考えたいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.02.13 15:55:08
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