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テーマ:今年のGWは?(514)
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さあーいよいよやってきました5月3日。待ちに待った浜松祭り第一日目です! 浜松祭りとは何か。簡単に言いますと、「男の子が生まれたら、大凧をあげて祝う」というお祭りです。 お祭りの主役の男の子の赤ちゃんは「初子(はつご)」と呼ばれ、 初子の生まれた家は、凧をオーダーし、町内の人たちを接待し、とにかくまあ大騒ぎです。 市内の各町ごとに参加するんですが、おもしろいのは、凧をあげるだけじゃなくて、 町ごとに糸きり合戦をするんです。そして、夜は豪華な御殿屋台の引き回し。 んー。説明するの難しいですね。 詳しく知りたい方は浜松まつりホームページをみてね。 ともかく。朝8:30にバスが出るというので、2日の夜から実家へ泊まりました。 3日の朝から大慌てで子供たちに法被を着せ、大人たちもばたばたと支度して出発! 今回は主役のピイスケとチイスケ。ばしっと法被で盛装です。かっこいーぞ。 会場近くの駐車場へ到着。ここから、中田島砂丘の凧場までひたすら歩きます。 やっと会場についたぞ~。既に、空には各町の先発隊があげた凧がいっぱい。 陣屋は手狭なので、松林の中に通称「裏陣屋」というのが作ってあって、 そこで待機してます。ピイスケの後姿。法被がでかいので、ヤンキーみたい・・。 今回、うちの町は初子が9人もいるということで、開会式前に初子の凧を 全部あげることができませんでした。 そこで、当初は開会式のあとでゆっくりあげようと言っていたんだけど、 せっかちなじいじは「そんなの待ってられない。開会式で、うちの凧を使おう!」。 開会式では、160以上の町がいっせいに凧をあげるので、まわりともつれて墜落&大破する可能性が すごく高いのです。 なにしろ、地上では糸がこんな感じで↑こんぐらがる。 普通は、初子の凧はつぶさずにあげておろすものなので、 周りの若い衆が「やめてくださいよー、30万円シャレにならないっすよ」と 止めても聞かず(凧がひとつ30万円です)、こうなったらもう誰も父を止められないので、 そのままピイチイの凧を開会式で使ってもらうことになりました。 で、ぶっつぶれる前に、あわてて撮った記念写真がこちら↓ 凧、でかいでしょ。ばしっと、あひる家の家紋と、ピイチイの名前が入ってます。 さて、いよいよ開会式が近づきました。 一度、空にあがった凧をすべておろします。 空に見えるのは、報道機関のヘリコプターだけ。はあこさーん、見てますか~?(笑) そこで、合図の花火だ!! その瞬間、空にいっせいに凧がぶわーっとあがっていきます。 ああもう、なんて綺麗なの~。 広い会場、人がぎっしり。ひたすら凧をあげる・・。 ピイスケチイスケ凧もちゃんとこのとおり。 一度、T町の凧をしょってしまったのでさげて、もう一度あげました。 あがった凧の下では、初子を抱っこしたパパを背負ってわっしょいです。 凧の糸を持ってる(いとさき、という役目です)のがうちの父。 ピイもチイもひよこも、いきなり始まった練りに大喜びでした~。 上の写真だとよく分からないんだけど、ほかの人に担がれて、頭一つ高くなってるんです。 ↑ほかの町の写真だけど、一人だけ高くなってるの分かります? こんな感じ。 これがなんとも気分がいいらしい。男の人の特権ですね。 無事凧もあがり、壊れずにおりてきました(笑)。良かった良かった。 ピイもチイもくたびれはてて、そのまま抱っこで眠ってしまったので、陣屋へ引き返して 私もちょっとお昼ね。 そのうち目をさました双子たちは陣屋でおにぎりを食べて、妹とその友人に 遊んでもらってました。 ところで、全然関係ないけど法被の話。 これ、うちの妹の法被なんです。「頭組 珠代」と町名&名前がオーダーで入ってます。 これで5万円だって(笑) 首から提げてる携帯ストラップは、激練りの間に首がしまらないような特注品らしい。 午後、帰ってきて、明日に備えて早寝します。 さあ、本番は明日だぞ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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