バター猫の話。
バター犬と言われてピンとくるのもどうかと思うけど、世間的にはどの程度知られた存在なのか判らないので、とりあえず“バター犬”とはなんぞや? という話から。イワユル“バター犬”というのは、そのルーツ(隠語的意味合の)は定かではないのであるが、一般にバター犬と言えば、ギャグ漫画の鬼才・(故)谷岡ヤスジ氏によるキャラクターのことである。漫画のなかでは、背中にバターを結わえ付けた放浪の犬“バター犬”が何処からともなく現れて、美人の女性(未亡人?)と見るや、まあ、いわゆる、おもに敏感、あるいはデリケートな部分にバターを塗ってはペロペロ舐めてあげ、御代として2万円(3万円?)いただいて去ってゆく。とまあ、そんな風流?な犬でありまして、当の女性は大満足で悶絶。やるなバター犬、などとある種の美学さえ感じてしまうのである。では、“バター猫”はどうか? (以後個人的な妄想)バター猫となると、バター犬とはだいぶ趣を異にする。シチュエーションはこんな感じ。とあるSMバーにて、女王様と小太りなおやぢ。プレイも佳境に入ってバター猫にお呼びがかかる。バター猫登場。(ペコリと一礼)ソープ嬢よろしく淡々と準備にかかる。(バター猫お仕事中) :(おやぢの悲鳴) :(おやぢ悶絶)淡々と帰り支度をするバター猫。いつもいい仕事するねぇ、と見送る女王様。(ふぅ、とタバコの煙)料金は不明のバター猫は、風流というよりも、ちょっとハードな路線なのである。レザーな雰囲気なのである。女王様同様、バタフライマスクなんかもしてたりする。痛いのが苦手な人にはちょっと無理な世界のバター猫。アブノーマル派、Mな人にはオススメ。