カテゴリ:健康道場師範のつぶやき
ためしてガッテン 昨夜、再放送で「ためしてガッテン」を見ました。 最近、最も動脈硬化を予防する効果が高いという物質「アディポネクチン」が日本人によって発見されたことで、恐ろしい心臓病が防げるということだそうです。 放送によると、 『最近、最も動脈硬化を予防する効果が高いという物質「アディポネクチン」が日本人によって発見された。これは、私たちの血液中に存在している“超善玉物質”として世界中の研究者が注目している。実際にさまざまな国の人たちの血液中のアディポネクチンを調べた結果「アディポネクチンが多いと心筋梗塞になりにくい。アディポネクチンが少ないと心筋梗塞になりやすい」ことがわかっている。 その理由を調べてみると、アディポネクチンが血液中に増えただけで 中性脂肪値が下がり、血圧が下がり、血糖値が下がることがわかったそうです。 アディポネクチンが血液中に増えると、次のような効果があるのです。 (1)血管を拡張させる → 血圧が正常化 (2)肝臓に働きかける → 中性脂肪値と血糖値が正常化 (3)[1] [2] の作用によって、超悪玉コレステロールが減少 (4)マクロファージが血管壁中のコレステロールを食べるのを防ぐ → 動脈硬化を防ぐ 』・・・・・・ 実は、私自身、1年半前に、突然原因不明の不整脈にかかりました。約一年間程、ずっと治療薬を飲み続けなければならなかったのです。幸い、それ以後異常が出なかったため、今は経過観察というか、薬の服用は中止となりましたが、今まで心臓にはまったくと言っていいほど心配もなかったので、ちょっと恐くなりました。心臓の病気は、いきなり胸が苦しくなり、恐怖感が大きいのです。 そんなわけで、大変関心をもって番組を見ました。今後、「アディポネクチン」の研究が進むと、動脈硬化など心臓病が無くなっていくのではと、たいへん嬉しい話しでした。 でも、従来の定説を変える、こんなすごい発見も、学会での発表時には、「そんなことがあるものか」と「バカにされた」と番組に出演された発偉大な発見グループのひとり大阪大学の船橋徹講師が語っておられましたが、研究者やドクターの世界も結局同じ人間なんだなと思いました。 「動脈硬化の鍵・アデイポネクチン」については、こちらを。 「アディポネクチン」の発見の経緯については、こちらです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.01.24 23:03:00
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