2007/09/19(水)14:50
長年の研究・開発で生まれたサナギタケ冬虫夏草
本日よりサナギタケ冬虫夏草のお話です。
天然の冬虫夏草は、コウモリ蛾の幼虫中に寄生させると書いてきましたが、現在日本では蚕のサナギに冬虫夏草菌を寄生させて冬虫夏草をつくっています。
松原博士が冬虫夏草の人工飼育に成功
冬虫夏草の人工飼育は非常に難しく、養蚕の世界的権威である京都工芸繊維大学名誉教授松原博士が長年研究・開発をすすめてきた、無菌養蚕システムにより飼育された蚕のサナギだけが冬虫夏草の人工飼育に成功しました。
しかしやはり人工飼育には困難が伴い、現在でも年間500kg位しか作られていません。
サナギタケ冬虫夏草の人工飼育
松原博士の主催する”松原無菌養蚕研究所”で飼育されたサナギに、松原博士のお弟子さんの陳博士が中国から持ち帰った冬虫夏草菌を接種し、京都工芸繊維大学助教授角田博士の指導のもとサナギタケ冬虫夏草の人工飼育がされています。
次回はサナギタケ冬虫夏草のできるまでを書きます。
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