テーマ:v 花粉症 v(1207)
カテゴリ:健康増進情報
現在、日本人の約20%が花粉症だといわれています。では、花粉症とはいったいどんな病気なのでしょうか。
花粉症はスギやイネなどの花粉が原因となるアレルギー性の病気です。 それでは、私たちの体の中でなにが起こっているのでしょうか。 原因となる花粉の飛ぶ季節にだけ症状があります。 日本では、約60種類の植物により花粉症を引き起こすと報告されています。 主なアレルゲン:スギ、ヒノキ、カモガヤ、オオアワガエリ、ブタクサ、シラカバなど。 症状: 鼻の三大症状だけでなく、目の症状(かゆみ、なみだ、充血など)を伴う場合が多く、その他にノドのかゆみ、皮膚のかゆみ、下痢、熱っぽい感じなどの症状が現れることがあります。 (さらに、シラカバ、ハンノキ、イネ科花粉症などの人がある果物や野菜を食べると、口の中がかゆくなり、はれたりする「口腔アレルギー症候群」という症状もあります。) 最近、通年性アレルギー性鼻炎と花粉症の両方に悩む人や、複数の花粉に反応する人も増えており、ほぼ1年中くしゃみ・鼻みず・鼻づまりに悩まされるという人も少なくありません。 花粉症のメカニズム (1)私たちの体は、‘花粉’という異物(アレルゲン)が侵入するとまず、それを受け入れるかどうかを考えます。 (2)排除すると判断した場合、 (3)体はこれと反応する物質を作る仕組みをもっています。この物質を「IgE抗体」と呼びます。 (4)抗体ができた後、 (5)再び花粉が体内に入ると、鼻の粘膜にある肥満細胞の表面にある抗体と結合します。 (6)その結果、肥満細胞から化学物質(ヒスタミンなど)が分泌され、花粉をできる限り体外に放り出そうとします。 ・・・そのため、くしゃみで吹き飛ばす、鼻水で洗い流す、鼻づまりで中に入れないよう防御するなどの症状がでてくるのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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