めざせ健康長寿!!~百万人の健康道場

2007/03/17(土)18:36

看護技術低下が深刻化

医療問題(3)

3月17日の読売新聞によると 「注射1人で出来ない」看護師学校の過半数で8割超す」とのこと。 新人看護師の看護技術低下が深刻化しているようだ。 日本看護協会の調査では、人工呼吸、心臓マッサージ、止血など救急救命術や注射などを「1人でできる卒業生が20%未満」という看護学校が半分を超えた。 また、新人看護師による医療事故も少なくない。事態を重く見た厚生労働省の検討会は来週、病院実習を大幅に増やすなど、看護教育カリキュラムの10年ぶりの見直しを議論する。  「点滴を付けた患者の寝間着やシーツを1人で替えられない」「患者の搬送時、ストレッチャーを真っすぐ押せない」。毎年4月になると、東大付属病院の榮木実枝看護部長のもとに新人看護師を巡るトラブル報告が相次ぐ。「ここ5、6年、シーツ交換など『これだけはできてほしい』ということができない人が増えた」と言う。 これでは、安心して、病院にも行けない日がやってきそうだ。この話を聞いて、私も思い当たることがある。 というのは、中学校で音楽を指導している頃のこと。 もう10年以上以前のことになるが、生徒に、ギターを教えていたときに、左手で弦を押さえて音を出すのだが、2から4本の指で同時に弦を押さえてコード鳴らすことができないのだ。また、右手もフォークギターの奏法のような4本~6本の弦をジャーン、ジャンと鳴らすノバできても、アルペジオといってソドミソド・・・などと1本ずつ順番に鳴らしていく奏法がどうしてもできない子が増えたことに驚いたことがある。明らかに、指の器用さが衰えてきたと感じだった。少し前までは、クラスのほとんどの子がだいたいはできていたのだから・・・・。 これは、いろいろな原因が考えられそうだが、明らかに小さい頃の遊びの内容や、国民生活が便利になって来たことの裏返しなのであろう。 安倍総理が、教育の再生に力を入れているけれど、教育の水準低下が国の問題になってきたのは、いいことだ。この機会に、少しでも良い方にシフトして欲しいものだ。  健康道場加藤師範の元気ウェブショップ

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