カテゴリ:健康増進情報
運動する際に水をがぶ飲みしすぎると、運動誘発性の低ナトリウム血症(EAH)におそわれかねない--。米国の専門家が医学誌スポーツメディシン5月号で、適度の水分補給を呼びかけている。 運動時に水分をとりすぎて血液中の塩分濃度が下がると、けいれんや呼吸困難といったEAHの症状にみまわれるおそれがある。ジョージタウン大医療センター(ワシントン)のジョセフ・バーバリス教授によると、ある年のボストンマラソンでは参加者の約13%がEAHになった。今年のロンドンマラソンでも1人が死亡したという。トライアスロンや軍隊の行軍などでも報告例がある。 運動を続ける時間が4時間を超えるようだと注意がいる。過去のマラソン大会の調査で、レース中に3リットル以上の水を飲んだ人がEAHになるリスクが高かったという。 運動後に体重が増えれば水分の取りすぎだ。運動前後の自分の体重の変化(おおまかな汗の量)を調べ、その量に見合った分だけ水分を補給するよう心がけるべきだとしている。 05年にEAH防止指針をまとめた経験があるバーバリス教授は「水の代わりに、塩分を含むスポーツ飲料を飲めばEAHを予防できるというのは誤解。スポーツ飲料も飲み過ぎると、やはり水分を取りすぎるリスクがある」と指摘する。 (asahi.comより) 学生時代も教職にいたときも、マラソンをしたり長時間の運動など、自分でもあるいは、子どもたちも運動部の部活など日常茶飯事のことだった。でも、ここまでの事は誰も知らなかったけれど、事故など起こらなかった。 でも、考えてみるといろいろなことがわかってくると、あのとき無茶をしていたけれど、無事で良かったのだな~とホッとすることが多い。 今年は、これまでにない猛暑になるかも知れない。そんな中での長時間運動は、特に気をつけて欲しいものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.07.03 14:08:15
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