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カテゴリ:漢方入門
中国に馬コーチという人が率いる陸上チームがあり、そこの女子選手が世界記録を次々と出したことがあります。その秘密が「冬虫夏草」なるものを使ったスタミナ食にあったということが、わかって「冬虫夏草」が一躍世界中に知られることになったそうです。 今ではよく知られている「冬虫夏草」は、漢方薬のひとつですが、当時日本人にとっては未知のものでした。蛾の幼虫に寄生して生えるキノコが正体と聞き、後ずさり人も多かったという逸話も残っているそうです。
冬虫夏草はコウモリガの幼虫から生えたキノコ(少し違うが)と考えていいと思います。 このあたりの事情については、インターネットでいろいろの情報が掲載されています。
日本冬虫夏草の研究 N.M.I.自然薬食微生物研究所より
また、このコウモリガの冬虫夏草だけしか薬草としての効果は認められておらず、他の虫の幼虫のものは駄目らしいのです。 しかし、日本では、冬虫夏草そのものの入手がとても難しいのです。 簡単に効能を享受しようと思ったら、国内の冬虫夏草の加工食品会社が販売している錠剤や粉末、栄養ドリンクタイプの濃縮エキス飲料を手に入れるしかないようです。当然の如く、どれも高価です。 中国では食材として用いられているそうです。たとえば、「冬虫夏草酒」です。白酒という中国酒に桂皮、ナツメ、クコの実とともに漬け込んだもの。薬膳料理では、「冬虫蝦仁湯」、エビのむき身と少量のショウガとともに煮込んだスープ。これらは強精、強壮に効果があるらしいのです。また、「神仙鴨」は鴨とタツノオトシゴとともに蒸したものだが、神経衰弱や肺疾患にいいとされています。 気をつけたいのがまがいものをつかまされること。他の昆虫から出てきたのは、あくまでももどき、効かないらしいのである。本物はただひとつだけ。 「幼虫の部分が美しい黄褐色で長さ3~6ミリ、足が4対あるもので、草の部分は幼虫の頭部から約3ミリで茶褐色。草はほとんどの場合1本で、二股に分かれていることはない」 中国の青海省、西蔵(チベット)、甘粛省、四川省、雲南省などの3000メートル級の高山の草原地帯に生える。 もともとはチベットで民間薬として使用されていたもので、中国では とされ、ものすごい賛辞が贈られるが・・・・ さてさて果たして効果の程はいかがなものであるか試してみますか。 「ヘルシーハウス2007_6月号から」
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