ニンニクはなぜ体に効くのか!?
ニンニクを食べると、元気になるような気がしますし、「にんにく・・・・」などという健康食品も沢山販売されています。
今回は、にんにくのパワーの秘密に迫ってみたいと思います。
アリインがアリシンに変わると幅広い薬効が生じる。
ニンニクは表皮の付いた状態では独特のにおいはしません。表皮をむき、切ったり、たたいたり、おろしたりしないかぎり匂いはしないのです。
それは、ニンニクに含まれているアリインという物質が空気に触れて、アリシンという物質に変化することで始めて発するものです。
そして、ニンニクの大いなる薬効は、アリシンになって大いに発揮されます。
このアリシンこそニンニクの万能のもとといってもいいものです。
つまり、ニンニクの幅広い効果はアリシン抜きでは語れない。ニンニクの万能的効能のほとんどはアリシンの働きといってもいいでしょう。
アリインとアリシンの働きの違い
- ・アリイン ・・・・無傷のニンニクの細胞内に含まれている無臭の成分。切ったりすりおろしたりして、その成分が破壊されると、アリナーゼと呼ばれる酵素の作用によってアリシンに変化する。
- アリシン ・・・・アリインが空気に触れてから酵素アリナーゼの作用によって分解されてできる揮発性の有臭物質 でイオウを含むタンパク質。ニンニクの匂いのもととなる成分であり、とても強い抗菌・殺菌作用があります。
アリインとアリシンは同じ物質であり、化学反応による"変身前"(反応前)と"変身後"(反応後) と考えてください。そして、アリシンこそがニンニクの薬理効果のほとんどをつかさどる重要成分ということです。
細胞を活性化する。エネルギーの産生を促す。強力な抗菌と抗ウイルス作用。新陳代謝の活発化と疲労回復力。また、他の物質(糖質、脂質、タンパク質など)と結びついて効き目を強力に、より幅広くするといったニンニクの能力、効能のすべてが、アリシンのなせるもの。まさにニンニクを健康食品の王者にのしあげているスーパー成分がアリシンということになります。
ニンニクの抗菌・抗ウイルス作用を利用して健康維持に役立てよう!
話は変わりますが、アリシンの薬効のなかで、もっとも早く発見され、もっとも有名だったのは、その強い「殺菌・抗菌作用」でした。アリシンの殺菌作用は十二万倍に薄めた液でも、十分にコレラ菌やチフス菌、赤痢菌に対抗する抗菌力をもちます。食中毒や食物の中にいる細菌等の力を殺ぐにも有効といわれ、風邪やインフルエンザウイルスの力や働きを弱めたりする作用もあり、とくに、結核菌に対しては特効があるようで、ストレプトマイシン等の抗生物質が発見される前の唯一の治療薬として使われていました。
さらに、腸内の悪質細菌の活動を抑えること、腸の働きを正常化する整腸作用で、便秘や下痢気味の時にもニンニクを食べるといいのです。
ニンニクの様々な効き目、アリインとアリシンの違いや変化のこと、抗菌・抗ウイルス作用 などを中心として、解説をしました。
健康維持を考えたときに頭の片隅においていただきたいニンニクの薬効の話でした。
「ヘルシーハウス」2007No84から
冬虫夏草通販~完全無添加・国内産冬虫夏草 ならギャバ太郎
健康道場加藤師範の元気ウェブショップ
知っておきたい冬虫夏草の基礎知識