1つ足したいこと
こちら → 非利き手の感覚をみがく――子どもの脳力が120%アップする心得5 について。利き手と非利き手の役割を踏まえてそれぞれを鍛えるという考え方は大いに賛成です。ただ一点付け足したいことがあります。それは左右(というより利き手非利き手)の負担率の個人差のことです。強度の左or右利きと両使いに近いタイプは一緒ではないのでは?です。作業のほとんどは左右の手の協力で成り立つと思いますが、実際の動作でどちらの手の動きに比重がかかるかは人によって違いがあると思います。例えば、お皿を洗う動作で利き手にスポンジを持ち非利き手にお皿を持ってもスポンジだけを激しく動かす人もいればスポンジとお皿と同じぐらい動かす人もいると思います。物によっては、非利き手に持ったお皿を動かして利き手のスポンジはほぼ固定の方がやりやすかったりもします。作業の結果きれいになればいいのです。利き手非利き手に極端に優劣があってもなくてもその人に都合のいい方法と向いている作業の種類は必ずあって上手く見つけられればいいのではないかと思います。右寄り両使いを名乗る私は子どもの靴下の穴を繕う時、靴下を左手にはめ、針を右手に持って縫いますが大きく動かすのは左手の靴下の方です。左手に針を持っても縫えますが右手で持った方が上手くいきます。右利きの道具の持ち方の分担で左手を動かすパターンが私には向いているようです。