2007/06/09(土)07:07
フリマデビューは中国
もうすぐ留学生活も終了、な6月のある日、
Pi-子さん
(ブックマーク・よく行くページの『世界征服宣言』の方です)と
生活用品の処分をどうしようかと話していた。
捨てるのはもったいないけど
日本に持ち帰るのはちょっと…
みたいな物がけっこうある。
そうだフリマをやろう!
場所は留学生寮のすぐ裏、
学校の敷地内を流れている川の土手と決めた。
品物をスーツケースに詰め込んで
さあ出発!
しようとしたら、
寮を出る前に服務員(寮で働いている人)に呼び止められた。
「物を売るんですって?私たちも欲しいから先に見せてちょうだい。」
当時の日本製品は中国のものよりよっぽど質が良かった。
欲しいと言われるのは分からなくもないけど、
「売るなんてねぇ。今までの留学生はただでくれたのに。」
にはムカッ!
買いたいと言ってきたのはそっちだろーに
しかも目ぼしい物、値切って持ってっちゃった。
気を取り直して改めて出発
予定した場所で店を広げると、
はじめのうちこそ閑古鳥だったが
だんだんと人が集まってきて
そのうち質問攻めにあう。
「売ってるの?いくら?」
「留学生なの?」「日本人?」
「これは何に使うの?」
聞かれたのはゴキブリ○イ○イのことだ。
「虫捕り」と答えたら
質問した人、組み立てておいた見本を手にし
「こうするの?」
空中を泳がせた。
そうじゃないんだけどな…
あっちの人こっちの人と話をしているうちに
物も売れ始め、商売繁盛!
と、思いきや
売れているのは主に物の豊富なPi-子さんの方。
私の方はさびしーぞ
様子を見ていたのか、一人のおじさんが近付いてきて
「私が買ってあげるよ。」
店の前にしゃがんで物を物色後、
そんなモノまでいいんですか?
→例:フフホト産原毛をフエルト状に固めただけの靴下
てな物まで買ってくれた。
お買い上げありがとうございました。