2011/06/25(土)13:26
【ツアー旅行回想録・80】一番お気に入りになった仕事ツアー・19
大連まで来ると、
このツアーもほぼ観光ツアーです。
貝殻細工工場、星海公園、中山広場付近で自由行動など…
自由行動中、ある食品店をのぞいたら
並んでいる品物が
大福?ようかん?などなど
まるで日本?!な感じです。
そのうち広島のもみじ饅頭そっくりさん?を購入。
食べたらやっぱりそういう味でしたが、
その当時の日本の企業が進出していたのではなく
昔(戦前)の日本人の影響だったのでしょうか?
当時の内陸部ではまず無いことでした。
団体行動では、
戦前に住んでいたという、ツアー最年長のAさんのご希望で
かつての家の付近を通りたいと…
でも、どことはかはっきりとは分からなかったみたいで
日本人が多く住んでいた町のあたりをゆっくり目にバスで通過です。
夕食になって、
あるホテル内のレストランで円卓を囲んでいると
現地ガイドの同僚の中年男性が近づいてきて
ぼやきの一言。
「皆さんは和やかでいいですね。さっきのお客さんなんか隣のテーブルを見て
『いいのがあるじゃない!ああいう料理を食べたいんだよ!』なんて。
最初から豪華版で注文してくれたら、そうやって出すのに…」
ツアーの食事は、通常設定に「○○元追加」という形で
ランクを変更できるシステムでした。(当時。今は?)
大連は海鮮も豊富でしたが、
それまでは日本人的には
「中国まで行ってわざわざ生モノなんて…」
という感覚が主流で
特に豪華設定の希望は聞いたことありませんでした。
そんなお客さんもいるのだな…と思うと同時に
中国もそうなってきたんだな…と
時代の変化を感じた気がしました。